さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

飛んできた木の葉

2009-10-27 19:59:37 | 花&植物
 昨日の強風で今朝は道路一面に木の葉がたくさん舞い散っていた。

落ち葉掃きをしていると、どこから飛んできたのか既に色づいている
木の葉がたくさんあった。

我家の近くには雑木林があるが、この色づいている葉の木は林には無い。

この大きな葉はなんの木の葉だろうか?

数枚拾ってきて、家の中でも秋を楽しむことにした。

新刊紹介『少年の木』希望のものがたり

2009-10-23 15:01:25 | 児童書
 少年がかつて遊んでいた街は、戦争の爆撃ですべての家が破壊され
今やガレキの山と化してしまった。

街の周りには鉄条網がはりめぐらされ、少年が父さんとよく登った丘には
もう行けない。

だが、雨のあがったある朝のこと、少年はガレキの片すみに小さな緑の葉が土から
顔を出しているのをみつけた。

この小さな葉は伸びることができるのだろうか?

・書名  『少年の木』希望のものがたり

・作者  マイケル・フォアマン

・訳者  柳田邦男

・出版社 岩崎書店 2009年9月初版  \1400+税

・グレード 小学校中学年~

 この絵本を見ていくと、ほとんどのページに鉄条網が描かれている。

鉄条網のこちら側は、破壊尽くされたガレキの山、しかし鉄条網も向こう側には
兵隊が陣取っていて、小高い山には無傷の家々が立ち並ぶ。この鉄条網は差別意識
や偏見を示すものとして描かれているのだろうか?

小さな緑の葉はこの先どんな木に育っていくのだろうか?

読書の秋です。、本書を親子一緒に読んで、是非平和の尊さについて話し合ってみることをおすすめします。

秘境「秋山郷」

2009-10-21 13:17:21 | 旅行
 新潟県でも南に位置する津南に行ってきた。天気予報はいまいちだったが、
予報は大きくはずれ、三日間とも快晴!

ぬけるような青空のもと、山々の木々は赤・黄色に染まり紅葉はすでに見ごろを
むかえていた。ホテルの方によると例年より一週間程度早い見ごろとか。


滞在三日目、日本の原風景ともいわれる秘境秋山郷にミニバスでバスツアーに
出かけた。

ガイドさんは地元のお年寄りがしてくださったが、新潟なまりと朴訥とした話し方が実に心地よい。

険しい細い道をバスに揺られ30分くらいで秋山郷の入口に到着。車窓から見える
紅葉やあちらこちらにある棚田がすばらしい景観をつくっている。

その棚田にはまだ稲刈りの済まないこの地の美味しいお米こしひかりが黄金色に頭を垂れていた。

秋山郷は左に苗場山、右はもう長野県堺で、今も12もの小さな集落が点在する。

この秋山郷には新潟県の橋50選に選ばれた橋が3つあり、その1つの見倉の吊りばしは今も集落と集落を結ぶ生活道路として人々に利用されている。

まさにこの地は日本人の心の故郷、原風景を見るようだ。そして代々この地に生きてきた人々が残した文化や習慣が今を生きる人々に脈々と受け継がれているのだろう。

これら信越秘境の文化や風俗生活習慣は、江戸時代の文人鈴木牧之(ぼくし)によって、生きた民族誌「秋山紀行」として初めて世に紹介されたそうだ。

春になるとこの一帯は様々な山菜の宝庫となり、またカタクリの花の群生地もあるとのことなので是非またこの地を訪れたいと思った。










おなが鳥

2009-10-16 22:02:18 | ひとこと
 昨日の朝、屋外でものすごく鳴き騒ぐ鳥の声がするので、二階のベランダに出てみた。

すると近くの林から住宅の庭木にいたるまでものすごい数のおなが鳥が飛び交って
いる。
その数やざっと20~30羽くらいはいただろうか?

おなが鳥は尾が長いので、一見すると鳩くらいに見える。黒い頭と空色をした
翼と長い尾をしているので、すぐおなが鳥とわかる。

鳴き声は「ギューイ」と鳴き、少しにごっている。

今までたまには我家の辺りでも見かけたが、あんなに集団で飛んできたのは
初めてだ!

このところ里でも秋が深まってきたので、木々の実がお目当てに飛来したのかもしれない。

コスモスとウエディング

2009-10-11 09:42:05 | ひとこと
 コスモスが今ちょうど見ごろを迎え、ご近所からもコスモスを観に来られる方でにぎわっていた我が家のコスモス畑が、先日の台風で一夜にしてみるも無残な姿に変わりはててしまった。

だが、ほとんど倒れてしまったコスモスはもう今更立て直すことも出来ず、このまま放置するしかないと思っていた矢先、思いがけないことがおきた。

それは我家が懇意にしているお花屋さんからの一本の電話だった。

お花屋さんの電話とは、とあるウエディングホールから、式後新郎新婦にシャワー
フラワーとして薔薇の花びらではなく、この季節の花であるコスモスの花びらを使いたいとの依頼があったので、お宅のコスモスを頂けないかとのお話だった。

私と夫は、こんな使い方もあるのかとちょっぴり驚いたもののこの依頼に大賛成
した。

ほどなく見えたお花屋のご主人は、いくつもの大きな籠に山盛り一杯のコスモスを
刈り取っていった。

昨日あたり、どこかのカップルの頭上に我家のコスモスの花びらが舞い散っていたことだろう。

ともあれ私の知らない新郎新婦さんオメデトウ!そしてお幸せに!

映画の試写会

2009-10-04 21:34:31 | ひとこと
 先月の29日、友人からお誘いを受け、今月の9日に公開される映画の
先行試写会に行ってきた。

アメリカ映画で、題名は「私の中のあなた」

監督はニック・カサヴェテス 主演はキャメロン・ディアス

原作はジョディ・コピーの「わたしのなかのあなた」

11歳になる少女アナの姉ケイトはかなり重症の白血病を患っている。

ケイトの両親はケイトを救うためのドナーとして、遺伝子操作をして試験管ベビー
でアナを出産した。

ケイトを白血病から救うため、アナは小さい頃から姉ケイトのために何回もドナーとして体を傷つけられてきた。

しかしある日、アナは突然思いもよらない行動にでる。

それは、「もう姉のために手術を受けるのは嫌。自分の体は自分で守りたい」と
両親を法的手段で訴えたのだ。

いったい何故アナは大好きな姉のケイトを救うことをやめる決意をしたのか?

 
この映画は白血病の病と闘うケイトとその家族の想いがあまりりもリアルに
描かれていて観る者すべて人の胸をうつ。

私はドナーとしてこの世に生まれてきたアナの心情をおもうとやり切れない想い
だが、俳優の演技力が本当に素晴らしく映画は最高だった。

この映画を観る方は、ハンカチを忘れずに持参のこと。