さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

「お江戸のにぎわいコンサート」

2008-11-29 16:54:40 | 趣味
 先日パルテノン多摩の大ホールで開催された全国和太鼓と民舞の祭り
「お江戸のにぎわい」コンサートを鑑賞した。

この日は、うたごえ運動60周年を記念して「2008年日本のうたごえ祭典in東京」としてパルテノン多摩、日比谷公会堂、有明コロシアムの三ヶ所で開催される初日。
パルテノン多摩のプログラムは三部構成で、ゲストも多彩で大いに盛り上がったコンサートだった。
因みに当日ゲストとして出演したのは、民族歌舞団の荒馬座、大地の鼓動・風の唄のアフリカ伝統音楽のJAMBO、八丈太鼓、高円寺阿波おどりの菊水練等。

数十個の和太鼓の演奏では、太鼓の音が大ホールいっぱいに大迫力で響き渡り、まるで魂を揺さぶられるような感動をあたえてくれた。

だが私はこの大音量を三時間半聴いていて正直のとこる少々耳も体もくたびれてしまった。

会場内が撮影禁止だったので、帰り際に撮影した多摩センターのイルミネーションを一枚パチリ!


最近の作品

2008-11-20 13:34:44 | 趣味
 習い始めてかれこれ10年経つ「クレイクラフト」だが、自分のイメージした作品が何年経ってもなかなか出来ない。

 一応課題は終了しているので、ここ数年は自分で作るものを考えて作成している。あまり大きなものを作成すると粘土を大量に使うし、また完成しても自宅に置くスペースもないし・・悩むところだ。

今月完成した作品は、池の中に二羽のカルガモが泳いでいる作品。実は今年の夏に
作成するためイメージしておいたが、実際に作り始めたのは10月になってしまった。

今まで作成したものは、壁飾り、ボックス、額縁、人形、文具、等多岐にわたるが
もうアイディアも尽きてしまったので、京王アートマンに行ってヒントを探してきたいと考えているこの頃だ。

新刊紹介『みんなおやすみ』

2008-11-19 14:42:23 | 児童書
 暦のうえでは立冬も過ぎ、いよいよ本格的な冬が近づいてきた。

山に生きる動物たちは、冬を越すための準備に忙しいことだろう。

今年の山には餌となる木の実が豊作だったのだろうか?

本書は、冬眠の時期がきたのにどういうわけかなかなか眠りにつくことができない
熊のお話です。

書名  ・『みんなおやすみ』

作者  ・和木亮子

絵   ・いもとようこ

出版社 ・金の星社   2008年8月 初版  ¥1400+税

グレード・幼児~小学校低学年

 この作品は読売新聞社主催の創作童話コンテストに大賞受賞した作品を絵本化したもので、やさしい熊と森の動物たちの様子がほのぼのと伝わってくる一冊です。

定額給付金

2008-11-17 11:01:42 | ひとこと
 二転三転いやそれ以上に不透明で迷走している総額二兆円にもなるという給付金。
事の発端は世界同時株安による急激な景気低迷に対して、政府が打ち出した景気対策と、生活支援だというが・・・

麻生総理は当初全世帯に対して一律一万二千円、所得制限は無しと言っていたのが
いつの間にか上限は各自治体に任せるとか・・・

一体どうなってるの!これでは道一本隔てて市町村が異なる所に住む人にとっては同額とはならずに不平等にもなりかねない。

私はこの定額給付金自体がそもそもおかしいと思う。二兆円もの我々の税金、もっと有効な使いみちがあるのではないか。

例えば中小企業支援、不正規採用者の支援、福祉事業、学校の耐震工事等・・今早急にしなければならないことが山積していることに使ってほしいと思うのだが。

この政策は選挙対策とも陰で囁かれていたいたが、今や与党にとっても選挙に不利
になったとも言われているが、たしかにそうかもしれない。

ピクチャレスクの家

2008-11-12 10:39:03 | 趣味
 先日、私たちの会「日野・子どもの本と出会いの会」で三鷹市にある山本有三記念館の見学会を催した。

当日は肌寒い生憎のお天気だったが、JR三鷹駅から玉川上水沿いの「風の散歩道」をしばらく歩くとまだ武蔵野の面影が残る一角におしゃれな洋館がみえてきた。

この洋館はかつて作家・山本有三が昭和11年から10年間住み、ここで有三の代表作「路傍の石」や戯曲「米百俵」などを執筆したことで知られている。

今は三鷹市が譲り受け記念館として開館されていて、私たちが訪れた時は企画展ピクチャレスクの家ー近代住宅史から見た山本有三邸ーが実施されていた。

ピクチャレスクとは、もともと「絵のような」「絵画に適した」という意味の言葉で、庭園や住宅建築の世界においては、アシンメトリー性や異国情緒などの特徴に対して用いられる言葉だそうだ。

この洋館は大正末期に建てられた本格的な洋風建築で、ボランティアガイドの丁寧な説明を受け、ここで10年あまりを過ごされた山本有三の人となりを身近に感じた
ひとときだった。

小海線で松原湖へ

2008-11-10 14:28:39 | 旅行
 二日目JR小淵沢駅から小諸まで全長78.9kmの小海線に乗り、小海駅で下車。
バスに乗り換え15分で松原湖に到着した。

この小海線はJR鉄道では標高1375mの最高地点を走る鉄道として有名。野辺山駅では1345mもある。

私たちの乗車した甲斐大泉駅から野辺山駅を過ぎるあたりまでは、車窓の左に八ヶ岳連峰が見える。まもなく幾つかのトンネルを過ぎると、小海線は右に左に千曲川に沿って北上する。

車窓からは紅葉に彩られた山々が美しく、時を忘れさせてくれる。

松原湖は今一番の紅葉のシーズンにもかかわらず観光客が見当たらない。どうして?
湖畔を一周したが、カメラを持った男性が一人、あとは地元のお年寄りが三人。

腰に籠を下げていたのでなにが入っているか訊ねたら、きのこ刈りの途中とか。なんとも静かで神秘的な湖。


湖畔には、諏方神社や樹齢数百年以上のナラやトチ、松の巨木があり、遊歩道も整備されていて、八ヶ岳を眺めながら散策が楽しめた。



晩秋の八ヶ岳山麓

2008-11-09 22:41:41 | 旅行
 先日友だちと晩秋の八ヶ岳山麓を旅してきた。

八ヶ岳の南に位置する山麓は私のお気に入りのエリアで、年に数回訪れている。

今年は紅葉の時期が例年より幾分遅かったせいか、私たちが訪れた時はまだ黄色の唐松、楓の赤、白樺の白い幹に紅葉しない松の緑が入り乱れ、正しく「秋の夕日に照る山紅葉・・」の歌を口ずさみたくなるような美しさだった。

滞在した三日間とも天気に恵まれ、北には編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、南には雪化粧した富士山に北岳、そして甲斐駒ヶ岳などの山々がとてもよく見えて最高の気分を味わうことができた。

私の歳があと十歳くらい若かったらあの山々を見るだけでなく、ぜひ登ってみたかったのだが、今になっては残念ながら断念せざるをえない。特に登りたかった山は八ヶ岳を代表する赤岳なのだが・・・

でも澄んだ高原の空気を胸いっぱい吸い込んで、紅葉の山々を堪能できただけハッピーな気分になった。








新刊紹介『空へ、いのちのうたを』

2008-11-01 17:25:10 | 児童書
 アメリカのミシシッピー州スナップフィンガーに住む10歳の少女コンフォート。彼女は父親の経営するスノーバーガー葬儀会社で生まれ育った。

小さい頃よりこの町の人たちのお葬式をたくさん見てきたので、死がどんなものかはよく知っている。しかしある日突然彼女の家族に大きな悲しみが訪れて・・

絶望的な出来事は彼女に「生きていることはすばらしいこと」ということに気づかせてくれた。

・書名  『空へ、いのちのうたを』

・出版社 ポプラ社 2008年10月初版  ¥1600+税

・作者  デボラ・ワイルズ

・訳者  よねむら知子

・グレード 小学校高学年~


本書を読んでいる最中、私は奇しくも今上映中の映画『おくりびと』を観た。

日本の「納棺」の仕方、アメリカの葬儀社での納棺の仕方や通夜など、日本とアメリカ、国は異なるが死者を弔う方法にはかなり共通点があることが「おくりびと」の映画を観て、また本書を読んで気づいた。