さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

雪とヒヨドリ

2014-02-10 16:23:02 | ひとこと
 一昨日の大雪、まさかこんなに降るとは驚き。私が住む郊外ではなんと30センチ以上の積雪になった。

庭にある小鳥のエサ台も雪にすっぽりと埋まってしまうほど。でもムクドリやメジロがエサ台に飛んでくる。

そこでベランダに積もった雪の上にみかんを置いてみた。メジロが食べにくるのを待っていたら、みかんを
見つけて食べにきたのは、まだ成鳥になっていないヒヨドリの幼鳥。

あたりをきょろきょろ見回わして、みかんに近づき食べ始めたとおもったらすぐムクドリに追い払われてしまった。
鳥の世界も弱肉強食なのだ。

もうしばらくベランダを見ていよう。

逆光の貴公子

2014-02-08 09:19:45 | 旅行
 楽しかった一週間のオーロラを観る旅もあっという間に過ぎ去ってしまった。

今回のブログはおまけのブログ。

今回私たちの旅を全面的に支えてくれた現地のツアーリーダーさんの(日本人)
とても素敵な写真を一枚アップします。

彼は私たちが写真を撮る時いろいろアドバイスをしてくれるが、そのなか
でも特に印象的なのは、「逆光で撮るといい写真が撮れますよ」と言っていた。

この一枚はクルアニ湖にあるクルアニアイランドにスノーシューハイキング
に行った際 自ら岩に登って逆光に映えるポーズをとってくれた時のもの。

皆さんパチリパチリとシャッターを押す。誰言うともなく逆光の貴公子とよんで
山旅専門誌の表紙に売り込もうなんて冗談も飛び出した。

アラスカハイウエイ

2014-02-05 15:17:09 | 旅行
 世界遺産クルアニ国立公園での四泊五日の滞在もあっという間に最終日となってしまった。

毎食手づくりの美味しい食事に舌づつみ。ちょっとそこらのレストランのシェフでは作れそうもないほど
手のこんだ、心のこもったお料理の数々。皆さん大感激でみな完食しお替わりも。

オーロラの出現を待つ間はツアーリーダーさんの講義。動物、植物、歴史等毎回趣向を凝らして準備されていて
クイズあり宿題ありと参加者を全く飽きさせない心配り。

 昼近く、ロッジのオーナーさんとまた再会できることを期待してお別れし、クルアニを後にあと一泊する
ホワイトホースに向けアラスカハイウエイで帰路についた。

 このアラスカハイウエイ、なんかロマンを感じるネーミングだが、実は第二次世界大戦の日本の
真珠湾攻撃を機に、日本からのアリューシャン列島のアッツ島、キスカ島からの攻撃の脅威を恐れ
1942年3月必要に迫られ建設が始まったとのこと。

アラスカを重視したアメリカとカナダのいわば軍用道路としてアラスカ側とアメリカ側から建設が始まり、
2500キロをたったの八ケ月で完成に至り1942年10月28日に完工した。
そしてソルジャーズサミットが11月に行われ、アメリカとカナダの国旗が今でもポールにはためいていた。

 旅するということは、今まで自分の知らなかったことを沢山教えてくれるものだということを今回の
旅で再認識させられて、本当に充実した楽しい一週間を過ごさせてもらった。

旅行社のスタッフ、現地の素晴らしいツアーリーダーさんは無論、お料理を担当していただいたスタッフの方
そしてご一緒した楽しい仲間全員に感謝します。楽しかった!!

凍結湖面の芸術

2014-02-05 13:08:21 | 旅行
 昨夜もその前の夜も待ちわびているオーロラはご機嫌ななめで姿を現すことがなかった。

しかしクルアニでの三回目となるスノーシューハイキングは前回とはまた異なり、かなりインパクトが
あった。

午後1時、車でマウントシープの麓に到着。見上げる山肌に白い小動物が群れをなしていた。それは
正しくビッグホーン・シープの群れ、ゆったりと草を食んでいるようだ。

全員足にスノーシューを装着し、全面凍結しているクルアニレイクに降り立つ。目指す先にはクルアニア
アイランドと名づけられた小さな無人島が見える。

今日はこの無人島に上陸して、山の頂上まで登る予定。だが、その島はすぐ目の前にあるように見えたが、
実際は一キロも先にあるとのこと。周囲があまりにも広大なので、距離感がつかめない。

凍結した湖面を歩いていると、足元の湖面に幾何学模様のような、キリコガラスのような不思議な模様が
無数にある。これは凍結したあとに一度溶け、その後又凍結すると亀裂が走り、このような模様状になるとのこと。

自然の織りなす不思議な造形美に感激!

やっと無人島に上陸し、全員頂上までたどり着いた。頬を刺すような冷たい風も大自然のあまりにも雄大な
自然と景色には負けそうだ。

温暖化

2014-02-05 10:13:09 | 旅行
 クルアニロッジ滞在三日目、この日のスノーシューハイキングは、このロッジのオーナーさん一家が所有する通称セシールさんの
裏庭と呼ばれている森に行った。

ロッジから小高い丘を登り、森に分け入る。ここの森一帯は常緑針葉樹のトウヒが大部分を占めている。

歩いていて気になったこと、それはかなりの木が立ち枯れていることだ。リーダーさんの説明によると、この極北の地でも
トウヒの中に棲みつくことのできるマツクイムシの仲間がいるとのこと。つまり虫が生きられるほどここでも確実に温暖化が
進んでいる証拠なのだ。

トウヒが松脂を出してして必至に虫を防御しても、ヒコバエが生えて森林に育つのを待っても、温暖化のスピードを阻止する
ことが出来ないようだ。

スノーシューハイキング

2014-02-04 17:01:21 | 旅行
 午後1時過ぎスノーシューハイキングに出かける。足にスノーシュー(西洋かんじき)を装着し、手にはストック、背には軽食と
飲み物を詰めたザックを背負い、いざ出発。

今日のハイキングはクルアニレイク周辺や、かつてゴールドラッシュに沸いたドーソンの中継地となった跡地に、今でも朽ち果てた
状態で残る廃屋を見てまわる。その後凍結した川を歩き、最後に凍結したレイクを歩いて帰るという約3時間半の行程。

 ホワイトホースからユーコン川を500キロ下ったアラスカとの国境近くにあるドーソン、この地に今からおよそ120年前の1896年に
金が発見され、北米最大級のゴールドラッシュが沸き起こり、その後ユーコン準州の州都になったということだが、今では人口僅か
2000人の町だそうだ。

因みにユーコン準州の総面積は日本の1・2~1・3倍もあるが、総人口はたったの35,000人しかいないそうだ。いかに広大な場所であることがこの数字が物語っているが、ツアーリーダーの説明だと、地球の緯度と人口密度は関連性があるそうだ。

山肌をピンクに染める

2014-02-04 14:28:16 | 旅行
 深夜までのオーロラ観察で朝の目覚めは9時過ぎ。朝食兼昼食を11時頃に頂く。

食事を待つ間、リビングの窓から外に目をやると、クルアニレイクを挟んだ真向いに
そびえるマウントシープの山並みを朝日がピンク色に染め始めた。

なんと美しい景色なのだろう。

もっともこのユーコン準州に位置するクルアニは北緯61度なので、日の出の時刻も
遅いのだ。日本と比べてしまい、何とも不思議な気がする。

夢にまでみたオーロラ

2014-02-04 12:08:05 | 旅行
 オーロラ鑑賞のチャンスが到来した。今夜は雲一つない満天の星空。

夕食後 寒さ対策の完全防寒服に身を包み準備万端整えて、ツアーリーダーさんの
「いよいよオーロラがでますよ!」の一言を待つこと数時間。

ロッジの前には鑑賞用の椅子もセットされている。参加者全員ロッジを出たり
入ったりと落ち着かない。

オーロラの出現を待つ間、空を見上げると、そこには漆黒の闇にダイヤモンドを
散りばめたような大きな大きな無数の星に感動!まるで星を手に取ることが出来そうな気がする。

一緒に参加した仲間から星座の講義を受け、改めて北極星を観察した。

数時間がたったころ、オーロラらしき兆候が表れた。これはまさしく夢にまでみた
オーロラ!みなカメラで撮影開始。私のデジカメでも少しグリーンのオーロラが
撮影することができた。嬉しい!!

クルアニの残照

2014-02-03 22:18:17 | 旅行
 
 太陽が幾分沈みかけた夕方近く、今日から4泊5日滞在するクルアニ国立公園内に建つ
ロッジにやっと到着した。

ロッジの前には全面凍結したクルアニレイクが広がり、残照に輝くマウントシープの山並みが
息をのむほど美しい!

この地に来るには日本からは結構距離はあるが、この景色を見ただけでも思い切って参加した
甲斐があると思った。

今夜はオーロラ鑑賞の初日。どんなオーロラが現れるのか楽しみだ。

極北の地、ユーコンへオーロラを見に行く

2014-02-03 14:28:49 | 旅行
 先月24日から一週間の予定で、極北の地ユーコンに神秘のオーロラを見るツアーに参加した。

成田国際空港からエヤーカナダ便でバンクーバーへ。国内線に乗り継いでやっとカナダ極北の地ホワイトホース空港に着陸。
真夜中にホテルに到着し一泊する。長い一日だった。

翌日朝食後、いよいよアラスカハイウエイをユーコン川が流れるカナダ極北の地、ユーコン準州のクルアニ国立公園を目指して
ひた走ること3時間。

途中に極北に生息する野生動物保護地区に立ち寄った。この保護地区は主に野生動物の観察と保護、そして子どもたちの教育の場
として設立されたもので、いわゆる日本でいう動物園とは目的を異にしている。

車を使わないと周れないほど広大なな敷地に極北で生息する数々の野生動物を真近で見れて、迫力満点だった。

太陽が傾きかけるころ、いよいよ世界遺産に指定されているクルアニ国立公園に到着した。