さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

新刊紹介

2010-10-29 14:02:52 | 児童書
 猛烈に暑かった今年の夏もようやく終わったかと思いきや、秋を通り越して一気に冬がきたようなこの寒さ。
でも関東の紅葉は今が一番の見ごろをむかえ、東京はこれからが本番。

そこで今回お勧めの一冊は、こんな季節にぴったりな秋の絵本です。


・ 書名  「もりのてぶくろ」 幼児絵本 ふしぎなたねシリーズ

・ 著者  八百板洋子 文  ナターリヤ・チャルーシナ 絵

・ 出版社 福音館書店  2010年9月初版  ¥800¥+税

・ グレード 幼児~小学校低学年

いろいろな色の秋の木の実やきのこがはえている森の小道に、一枚の大きな黄色の葉っぱが落ちていた。まるで大きな手袋のようだ。そこにさまざまな動物が通りかかり自分の手と合わせています。小さかったり大きすぎたり・・最後にこの葉っぱにぴったりだったのは・・・
素敵な絵にそえた簡潔な文、読書の秋にぴったりな一冊です。


信号機の色

2010-10-27 20:15:03 | ひとこと
つい最近海外から一時帰国している娘から、「日本の横断歩道の信号の色が以前とは違うね。いつから変ったの?」と聞かれた。

どこが変わった?私は今までちっともその違いに気づかなかったが、言われてみてその違いにはじめて気がついた。

今までの横断歩道の信号機は、青の場合は四角の枠内の色は、青に白抜きで歩いている人型であり、赤の場合は四角の枠内の色は、赤に白抜きで止まっている人型であった。

でも現在の新しい信号機は、どちらも四角の枠内の色は黒。その中に、青の時は青い人型で、赤の時は赤い人型で示されている。

断然新型の信号機の方が見やすい!!

その気で注意して見ていると、まだ新型と今までの型が半々のようだ。今回の信号機も人から言われて初めて気づくなんて人間ておかしいですね。これもきっと思う込みからきているのだろうか?



健気に咲いたコスモス

2010-10-22 13:42:03 | 花&植物
 私が今まで記憶している夏の暑さで、今年の夏が一番暑かったようにおもう。

我が家では秋に咲くのを楽しみに毎年コスモスを栽培しているが、さすがに今年の猛暑で、葉や茎が赤茶色に枯れてしまい、もうこのままで今年は咲かないのではないかと心配した。

しかし水道代のメーターが上がるのをハラハラしつつ、長いホースで毎日水やりをして
すこしでも枯れるのを防ごうと必死で世話をした。

効果があったのか、だんだん生気をとりもどした矢先に今度は毎日のように降り続く大雨。またまた茎がほとんど倒れてしまった。

でも今月に入り、赤・ピンク・白・黄色と色様々なコスモスが見事に咲き始めた。

これで海外から一時帰国する娘夫婦が楽しみにしていたコスモスの花で出迎えることができた。やれやれ・・・なんと健気なコスモスなんだろう!!

植物は正直

2010-10-14 11:19:56 | 花&植物
 ここ数日、十月中旬とは思えないほど気温が上がり、日中は半袖で十分過ごせる。

でも自然界ではもうすっかり秋になっていることを植物が教えてくれる。

我が家の近くの雑木林や、畑・崖下には秋を代表するススキや吾亦紅が風にそよいでいる。
早速数本切ってきて、畑のコスモスと一緒に生けてみた。我が家はすっかり秋色になった。これで数日間秋の風情を楽しむことにしよう。

人は見かけではないその2

2010-10-06 14:59:43 | ひとこと
昨日、秋の研修の実踏で上野界隈に行ってきた。

最初に今人気大河ドラマで一躍有名になった三菱の創設者・岩崎家の旧岩崎邸に行った。

この岩崎邸は、明治29年イギリス人ジョサイア・コンドルの設計による日本の建築史に残る木造の洋館。完成当時は15.000坪の敷地に20棟以上の建物が建っていたそうだが、現存するのは3棟のみで、現在は東京都で管理されていて、国の重要文化財に指定されている。

昨今は歴史ブームで歴女なることばがあるそうだが、この日もかなりの人が見学に訪れていた。

だが私たちが驚いたのは、建物ばかりではない。研修にそなえて必要なことをいくつか問い合わせた時のことだ。しっとりと落ち着いた感じの女性が応対してくださったのだが、その女性の態度があまりにも見かけとは異なるのだった。

質問するごとに居丈高にいらいらと声を荒げる。どうしてそんな態度をとるのか見当もつかないが、会話がかみ合わず結局退散したがなんとも後味が悪い。

すくなくても午前中ぐらいもっとさわやかな応対ができないものか?都の職員だから?
民間で運営しているところはこんな態度だと務まらないかも。




人は見かけではない

2010-10-01 13:23:02 | ひとこと
 数日前の雨降りの昼下がり、私は近くのスーパーに買い物にでかけた。

私がドアーを押して外に出ようとした時、(このスーパーには二ヶ所の出入口があるが、一ヶ所は自動ドアーではなく、自分の手で押す)外に若いカップルがいた。

その日はかなり激しい雨が降っていて、男性は自分の傘を傘用のビニール袋に入れていたが、女性はというと「私そんなのに入れるのは面倒くさいから入れないよ」といって雫の滴る傘を持って店内に入ろうとしていた。

すると男性はすかさず彼女に向かって「お前何考えてるんだ!そんな雫のたれる傘を持って店に入ってみろ!床が濡れて人が滑って転倒でもしてみろ!危険だろう。そんなことも解らないのか。自分のことばかり考えず、人に迷惑のかかることはやめろ!」と少し強い口調で諭していた。

まったくその通り、この男性はえらい・・いや当たり前?

金髪で腰まで下げたジーンズ姿の今時の若者が、このようなことを彼女に話すとは意外な気がして、いかに私は人を見かけで判断していたか思い知らされた一瞬だった。