さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

ビワの実

2013-06-21 10:36:32 | ひとこと
 ご近所さんの庭にあるびわの木が今年もたわわに黄色の実をつけた。

このびわは鈴なりという表現がぴったりするほど小粒ながら見事に実をつけている。

夕方このびわの実をこの家のご主人から枝付きのまま頂いた。

この時期 実が実るといち早くみつけて食べにくるのはカラス。賢いカラスは
実が熟す時期を人間様より早く知ってでもいるかのようだ。まさにカラスと人間の
知恵比べの様だ。

このびわの木は、1月から2月頃の寒い季節に小さな白くで目立たない地味な花が咲く。
私も数年前の冬に知人からびわの花をみせてもらった。
びわに花が咲くこと自体知らない方が多いのも頷ける気がする。

新刊紹介『わたしは目で話します』

2013-06-18 10:55:40 | 児童書
 日本でロングトレイルを提唱して第一線で先駆的な役割を果たし、日本のアウトドア界に多大な足跡を残されたネイチャーライターの加藤則芳さんが4月に逝去され、今月16日に偲ぶ会が催された。彼の命を奪った病はALS。(筋委縮性側索硬化症)この病は今も発症の原因は不明で、治療薬も無いという難病だ。

 本書はこんな難病ALSを発症して身体の自由を奪われ、音声言語も失った著者が僅かに動く目の動きだけで文字盤をつかい、介助の方たちに助けられて血の滲む様な努力の結果書き上げた渾身の一冊。

 ・書名 『わたしは目で話します』

 ・著者  たかおまゆみ

 ・出版社 偕成社  2013年2月初版 1200円+税

 ・グレード 中学生~大人
 
 著者のたかおさんは、奇しくも言葉の障害のある聾学校の教師をされていて、一方ではドイツ語の翻訳家としても活躍されていた。本書を読むと、だれもが「言葉って、こんなにすごいもの!」と思うでしょう。お勧めの一冊!です。


野生の藤の花

2013-06-16 10:40:46 | 花&植物
 今年の八ヶ岳高原の新緑を楽しむ旅の初日、今まで一度も訪れたことのなかった
千ヶ滝に行った。

小海線の清里駅から一時間弱で行けるこの滝付近はなんの魚が釣れるのかは知らないがどうも渓流釣りのメッカらしい。

滝までの道に沿ってうっそうと茂る森の大木に野生の藤の蔓が絡み、見事な薄紫色の花をつけていた。藤の他にも道に沿った崖にはハコネウツギの花や山野草の紫色をした
ラショウモンカズラなど珍しい花も見ることができた。

また清里の駅前には金鎖(キバナフジ ゴールデンチェーン)のかなり大きな木が木の名の通り黄金色に輝いていた。

九輪草

2013-06-14 10:45:01 | 花&植物
 今月の9日~11日 毎年訪れる八ヶ岳の山麓を散策する旅をしてきた。
今回は10日に少し足を延ばして松原湖の湖畔を一周した。梅雨の季節とはいえ
旅の3日間とも初夏の陽気で快適な3日間だった。ラッキー

今回の旅仲間には山野草にめっぽう詳しい方がいて、その友達のお陰で私も
今まで知らなかった山野草に出会えてとても収穫の多い旅を楽しむことが出来た。

それにしても少し標高の高いこの地には様々な山野草が自生していて、可憐な
花をつけているのには驚かされた。

アップしている花はクリンソウ(花のつき方から九輪草とつけられた)その他
ピンク色のベニバナイチヤクソウ、紫色のラショウモンカズラ、白い小さな花をつける
マイズルソウ(舞鶴草)等・・・

また来年もぜひとも花と出会える旅を楽しみたい。