さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

白モクレンの花芯

2014-03-25 17:28:42 | 花&植物
 ここ数日春らしい暖かい日が続いていたが、先ほど東京でも桜の開花宣言があった。

この先一週間後あたりが見ごろとなるとのこと。いよいよお花見シーズン到来となる。

我が家の庭の白モクレンも一気に開花した。天に向かって白い花を開く白モクレン、
いつもは下から花を見上げているが、今日は二階のベランダから花の花芯を見てみた。

今までじっくりと花芯を見たことはなかったが、よく見るとベージュと淡いピンク色のシックな色をしていた。

因みに、白モクレンは中国原産で別名ハクレンゲとも呼ばれている。


新刊紹介『笑顔の花が咲く』

2014-03-23 15:02:01 | 児童書
 はるか遠い北の国に、キラキラの雪のように輝く笑顔の、ルナという女の子が暮らしていました。ルナの一番大好きなものは
ふわふわ、もこもこした大きなシロクマさんです。ルナとシロクマさんはいつでも、どこでも一緒の大切な友だちです。

ある晴れた日、シロクマさんは雪の中から一輪の黄色い花が咲いているのをみつけてルナにプレゼントしました。でもその花は
まもなくしおれてしまい、花びらは散ってしまったのです。がっかりしたルナの顔から輝く笑顔は消えてしまい・・・

・タイトル 『笑顔の花が咲く』

・トレーシー・コーデュロイ  作

・ソフィー・オールソップ   絵

・伊狩 春夫         訳

・出版社  Ⅰ万年堂出版  2013年11月初版 \1000∔税

・グレード 小学生中学年~
 
 本書を手にとると、カバーのシロクマのほんわかした表情にまず心が動く。そしてルナとシロクマくんとの友情に心が癒される。
いつまでも大切にしたいと思うお勧めの一冊です。

満開の桜

2014-03-18 15:00:48 | ひとこと
 昨日私たちボランティアグループが月一回行っている児童養護施設で桜が見事に満開になった。

このボランティアグループは施設内の子どもを対象に、約一時間半の時間内で絵本のよみきかせ・
手遊び・歌・そして季節を意識した簡単な工作等をしている。

満開になった桜というのも、実は私たちのボランティアグループと子どもたちとの共同作業で
完成させたもの。

台紙は予め使い終わったカレンダーを張り合わせて桜の幹とバックの青空を描いておく。そして桜の
花びらは作っておいた型紙にそって切リ抜き、裏側に両面テープを張り付けて準備完了。

さあここからが子どもたちの出番。小さな手で器用にテープを剥がしておのおの好きな場所にペタン
ペタン・・・
出来上がった桜は施設の職員さんがテープで窓に貼ってくれた。みんなで手をつなぎ、春の歌をうたい
今月の会は終了。

施設の子どもの楽しそうな笑顔をみると、私たちも元気になったような気がする。

来月は鯉のぼりに挑戦!どんな鯉のぼりが出来るか楽しみだ。




ヤブツバキ

2014-03-07 15:09:55 | 花&植物
 暦のうえでの啓蟄は過ぎ、一日でも早く暖かくなってほしいとは思うものの毎日真冬並みの寒さ。

でも我が家の庭から10年前に家の前の土手に移植したヤブツバキがかなり花をつけ、そろそろ見ごろとなり始めた。

椿には沢山の種類があるが、私は素朴なヤブツバキの花が好きだ。もともと日本固有の花木であるこの椿は
古くから染料や油料として利用されてきたそうで、寒さには強く植えたままでも毎年沢山の花を咲かせて
くれる。

また椿の花芯にある蜜を目当てに、ヒヨドリがよくきている。きっと甘くて小鳥の好物なんだろう。

新刊紹介『わたしはマララ』

2014-03-04 13:08:16 | 児童書
 15歳の少女マララは下校途中のスクールバスの中で至近距離から、この地を支配するタリバンにより頭部をコルト45で撃たれた。
生死の境をさ迷うマララはイギリスの病院に移され、奇跡的に一命を取り留めた。そして9カ月後、16歳になったマララはニューヨーク
の国連本部で全世界に向け、教育の大切さを訴える演説をおこなった。
この演説で、マララは史上最年少のノーベル平和賞の候補者となり、マスコミに大きく取り上げられ話題になった。

 ・書名  『わたしはマララ』

 ・著者  マララ・ユスフザイ  クリスティーナ・ラム

 ・訳者  金原瑞人∔西田佳子

 ・出版社 株式会社学研パブリッシング  2013年12月初版  \1600∔税

 
 本書は大人の私でも一冊読み終えるのに、かなりの根気と時間を費やした。その理由を挙げれば、マララの生まれ育ったパキスタンとその周辺の国の歴史や民族間の紛争、そして政治や宗教、文化、生活様式等が私たちが今生きている日本とあまりにも異なり、なかなか理解しずらい点にあると思う。
 あとがきに、「わたしは"タリバンに撃たれた少女〟だとは思われたくない。“教育のために戦った少女〟だと思われたい。そのために、
わたしは人生を捧げるつもりだ」と記されている。是非大人が手にとってよんでいただきたい一冊です。