さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

初秋の福島へ

2008-09-29 19:50:21 | 旅行
 先日初秋の福島を旅した。初秋といっても東京より遥かに気温は低く、東京の
10月下旬くらいの感じだった。

 こけし人形育む湯の里土湯温泉に連泊し、ガイドブックを片手に痛い足を庇いながらあちらこちら散策した。

到着した日の午後に訪れた『滝のつり橋』は、完成してまだ数年しか経っていない
が、二段になった大きな滝にかかる見事なつり橋だった。

二日目は一時間に一本しかこない路線バスに乗ること約20分で到着する『四季の里』を訪れた。

この公園は県の外郭団体が運営していて入園料は無料で年末年始以外無休。

園内にはレンガ作りの建物があちこちに点在し、工芸館では国内最高の規模を誇るガラス工房と、福島ならでの土湯こけしの工房があり、体験も出来るようになっていた。

園内の花の丘にはさまざまな花が咲き乱れ、東京でもよく目にする花もここは標高が高くて寒暖の差がかなりあるためたか、どの花も一段と色鮮やかで美しい。

最終日、徒歩で向かった先は女沼。木々が秋色に染まり始め、空の雲は秋の雲。
女沼の湖岸には銀色のススキが風にそよぎ、観光客は皆無でなんとも神秘的な沼。

ナナカマドの赤い実、山葡萄の実、野菊、水引草・・赤トンボも飛び交い見ているだけで心が癒される。でも女沼茶屋では、熊よけの貸し鈴が置いてあり、少々心配!!

紅葉の盛りにはまだ少し早いこの時期に旅するのも結構いいかもしれない。
温泉は最高だし、街中には六ヶ所も足湯はあるし、また水芭蕉とカタクリの花の時期に是非とも訪れたい。













新刊紹介「ルウとおじいちゃん」

2008-09-24 21:53:23 | 児童書
 敬老の日は過ぎたが、この日に合わせたかのように出版された新刊がある。

心臓の病気をかかえたおばあちゃんと仲良く長年連れ添ってきたおじいちゃん、
ところがある日、おばあちゃんが昼寝の最中に突然亡くなった。

おじいちゃんは悲しみのあまりまるで魂が抜けてしまったようになってしまった。
そんなおじいちゃんを悲しみの淵から救うため、孫娘のルウが考えた計画とは・・

・書名 「ルウとおじいちゃん」

・出版社 講談社  2008年8月25日 初版 ¥1400+税

・作者  クレール・クレマン  2007年 クロノス賞受賞

・訳   藤本優子

・グレード 小学校中~高学年

 孫娘ルウのおじいちゃんを思う一途な気持ちが読者に大きな感動を与えてくれる。読書の秋、是非お子さんと一緒に読んでみてください。

盛会だった「秋の子どもの本まつり」

2008-09-23 21:09:45 | 趣味
 一昨日の日曜日に私たちの会「日野・子どもと本の出会いの会」主催の
秋の子どもの本まつりのイベントが盛会のうちに終了した。

朝から生憎の雨模様の天気にも関わらず、会場の多摩平の森ふれあい館は開始時刻の10時から大勢の親子づれでいっぱいになった。

昨年までは、毎年土曜日に開催していたのだが、今年は会場の関係で日曜日に
開催したのがよかったのか?それともお天気が左右したのか?スタッフ同士で
話題になった。

しかし、毎年感じることだが、最近の若いパパは子育てに本当に協力的なんだなあ
と感心してしまう。みていて微笑ましい!!

おはなし会や科学あそびの工作、一日ミニ図書館に足を運んでいただいた大勢の皆さん、本当に有難うございました。
このイベントを機に本の世界の楽しさを味わって頂けると嬉しいです。


秋の子どもの本まつり

2008-09-16 15:47:03 | 趣味
 今年も「日野・子どもの本と出会いの会」主催のイベント「秋の子どもの本まつり」を開催します。

 初秋の一日を是非お子さんと一緒にお楽しみください。

 子どもから大人まで楽しめる「秋の子どもの本まつり」

・ 日時   9月21日(日)10:00~16:00

・ 参加費  無料

・ 会場   多摩平の森ふれあい館3階  JR豊田駅北口徒歩10分

・ プログラム

 おはなし会 3回
      10:30-11:10 13:-13:40 14:40-15:20

 手作りコーナー 2回
      11:20-12:00 13:50-14:30

・見て読んでさわって楽しめる 「1日ミニ図書館」

・会員手作りの「作品展示」

主催 日野・子どもと本の出会いの会

後援 日野市教育委員会 

皆さんのご来場をお待ちしております。
 

人間とオオカミ

2008-09-15 10:17:31 | 児童書
 かつて農耕民族であった日本人は、田畑を荒らす獣を退治してくれるオオカミを
田畑の守護神として敬ってきた歴史がある。

そんな日本オオカミが国内から姿を消しておよそ100年が経つ。

一方カナダのカナディアンローキーに位置するバンフ郊外のミネワンカ湖周辺は、オオカミの繁殖地として知られている。

カナダでも希少動物となったオオカミの生態系を保護するため、オオカミが繁殖期に入る冬季には、バンフ国立公園局がこのエリアに人間の立ち入りを禁止しているそうだ。

カナダではこうした取り組みを行うことにより、オオカミとの共存を図っている。

日本の児童書の世界では、オオカミはいつも悪者というイメージで描かれていて、
オオカミはイコール悪い動物と思いこまされてきたように思う。

そんなイメージを払拭するような児童書が最近出版された。

書名  「こはく色の目」2008年7月30日初版

出版社 文研出版

作者  リッケ・ランゲベック

訳者  木村由利子

絵   かみやしん

グレード小学高学年~

 作者はデンマーク人の獣医師で、世界自然保護基金の活動にもたずさわり、「アクション・ウルフ」の運動キャンペーンにも力を注いでいる方です。本書には、オオカミの生態が実に詳しく描かれていて、大人の方にもお勧めしたい一冊です。

まだ夏の花

2008-09-12 16:32:09 | 花&植物
 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りこのところ朝夕かなり涼しくなり、蝉の種類も油蝉からツクツクホウシにかわり、夕方にはヒグラシのカナカナという涼しげななき声がきかれるようになり、初秋をかんじる季節となってきた。

でも我が家の畑はまだ真夏に咲く向日葵と西洋アサガオのヘブンリー・ブルーが
見事に咲き誇っている。

もっとも西洋アサガオも向日葵も種まきがかなり遅かったので、開花も遅くなってしまったのだが・・

それに加え今年は夫がコスモスの栽培に力を注いでいたので、向日葵とアサガオと
コスモスが同時に咲くという夏と秋が混同したなんとも不思議な景色になってしまった。

でも花が多く咲いているせいか、花にくる昆虫が例年になく多いのには驚いている。

蝶も幼虫の時期は少し気味悪いが、花から花へとひらひら舞う姿は美しい!

電話アンケート

2008-09-07 10:54:58 | ひとこと
 一年前の前安部総理突然の辞任から約一年、その後政権を担った福田総理も一年足らずでまたまた突然の辞任。

 あまりにも身勝手で無責任な政治家ばかりで、われわれ国民は本当に馬鹿にされているように思う。

そんな折、我が家に突然「電話アンケート」なるものがかかってきた。
通常は合成音ならすぐに切ってしまうのだが、今回は内閣府の政治アンケートだったので答えた。

質問内容は福田総理の突然の辞任についてどうおもいますか?に始まり、たしか七項目あったように思う。

 アンケートに答えた後で、こんなことで国民の気持ちや考えを推し量れるの?となにかとても虚しい思いがしたのは私だけだろうか。

アジアの沼地ゾーン

2008-09-04 16:48:18 | 旅行
 多摩動物公園に最近「アジアの沼地ゾーン」が完成したので行ってきた。

「アジアの沼地ゾーン」とは、アジアの水辺に分布するさまざまな動物たちを、園内の豊かな緑と地形の特徴をいかしながら、それぞれの動物の生息環境に近い形で
展示するため整備した施設群とのこと。

このゾーンには、インドサイ、水牛、コメツカワウソ、魚類、東西のウォークイン
バードゲージには様々な鳥類が飼育されていた。

来園者がこれらのゾーンにいる動物をまじかで観察出来るように作られてはいるが、私がイメージしていたゾーンはもっとダイナミックにできているように思っていたので、多少期待外れだった。

いずれにしても、近年どんどん失われつつあるアジアの水辺にも沢山の生命の営みがあることを考える機会となった半日だった。

写真の鳥は、クロツラヘラサギです。