さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

クリスマス飾り

2009-12-25 20:37:06 | 趣味
 今日はクリスマス。子ども達が自立して家を出て行った我が家では
この何年もクリスマスツリーは飾らないし、ケーキも食べない。

でもほんの少しだけクリスマス気分を楽しもうと思い、毎年自作のクリスマス
飾りを飾っている。

今年も趣味で習っているクレイクラフトで11月から作成に取り掛かったが
完成したのは12月23日という有様。

でもなんとか世界にただ一つのクリスマス飾りが完成した。

今年の作品は通販に載っていた写真をヒントにして、トナカイとプレゼントが
大きな籠に乗っているイメージで作ってみた。

私としてはまあまあ納得の作品に仕上がったが、考えてみるとやはりサンタクロースも作って一緒に籠の中にのっているのがよかったかな?


セミナーに参加して

2009-12-16 14:43:08 | ひとこと
 数日前ある団体が主催するセミナーにお誘いを受けて参加した。

講師としておいで頂いた方は、若干29歳の青年だった。

この青年はただの若者ではない。現在韓国にある日本軍「慰安婦」歴史館で
学芸員として働く傍ら、付設されている日本軍「慰安婦」被害女性が、共同生活を
している「ナヌムの家」(分かち合いの家)でかなり高齢になられたハルモニ方のお世話をされている青年なのだ。

彼はかつて派遣留学制度で、延世大学で一年間交換留学をされていた時、ナヌムの
存在を知り、ボランティアとして通う。

その後この日本人の青年は、戦後世代として日本の戦争被害を学び伝える責任が
あるのだと決心し、今ではナヌムに付設する「日本軍『慰安婦』歴史館」の研究員として働き始めて約四年がたつそうだ。

日本人の一青年を突き動かしたものは一体なんなのか?

彼は数十枚のスライドを上演しながら、
・ナヌムの家とは、その歴史は・・
・ハルモニたちのこと
・なぜ関わることになったのか
・私たちはこの問題をどう受けとめたらよいのか
・なぜ日本人男性として
など一時間半にわたって講演をされた。

この歴史館には年間およそ五千人の人が訪れるそうだが、その半数は日本人で、しかも若者や修学旅行生も訪れて、この青年の説明を食い入るように聞いてくれるとのこと。

私は、今さらながら自分自身の歴史認識の甘さを想いしらされた気がする。



小学校の「おはなし会」

2009-12-05 13:30:13 | 児童書
 市内のある小学校で毎年実施されている秋の「読書週間」の取り組みの一環として、今年も私たちのサークルが「おはなし会」の依頼を受けた。

おはなし会の本番に向けて、私たちは数回打ち合わせをおこなう。

その打ち合わせとは、それぞれの学年の発達段階に相応しいもの、今の季節にあったもの、所要時間等を考慮してプログラムを作ってみること。

ちなみに今年は、大型絵本、しかけ絵本、普通の優れた絵本のよみきかせ、わらべうた、昔話、かわりえおはなし、ことばあそび、・・を各学年毎にバランスよくプログラムを作った。

プログラムが出来ると練習し、OKとなるといざ本番!

今年は、二日間で五学年(1.2.3.5.6年)に実施した。(4年生は都合がつかず今年は中止)

当日は早めに会場の設営を済ませ待つこと10分、いざ子どもたちが会場に入ってきた。毎年のことながら始まるまでいつもざわざわ、がやがや、まあ賑やかなこと。

この学校の「おはなし会」も今年で四年目なので、一年生を除いてどの学年の子どもたちも私たちの顔を覚えていてくれて嬉しい。

挨拶をすませ、一つ目のおはなしが始まると、どの子もみんなすごい集中力で吸い込まれるようにおはなしの世界に入ってくるのが、手にとるようにわかる。

あの真剣な目をして「おはなし会」を楽しんでくれる子どもたちに接すると、私たちも子どもたちから元気をもらう気がする。

来年もまた依頼があったら、「おはなし会」の出前に出かけよう。