新刊紹介『ロス、きみを送る旅』

　15歳の少年ブレイクと友達のサムとケニーの三人は突然親友のロスを交通事故で失った。翌日行われた葬式は、三人にとって到底納得できるものではなかった。そこで三人は、ロスが生前「自分と同じロスという地名の場所にいつか行ってみたい」と言っていたことを思い出し、ロスで「本当の葬式」をしようと計画し、三人はロスの遺灰を持ち出し列車でロスに向け旅にでるが・・・

・書名　　『ロス、きみを送る旅』

・作者　　キース・グレイ　　

・訳者　　野沢佳織

・出版社　徳間書店　　　2012年3月初版　￥1600＋税

・グレード　中学生～


　イングランドの西部の小さな町クリーソープスから、スコットランド南部の村ロスまでの旅はトラブルの連続。目的地まであと少しというところで三人の絆を揺るがすような事実が明らかになり・・
　本書はこの年代の少年の心理や微妙な心の動きなどがリアルに描かれていて、心打つ一冊です。

難しいトイレットペーパー

　先月末　三鷹市にある国立天文台に行ってきた。

この天文台は、大学と共同利用機関として全国の天文学の研究者と共同利用している。

東京大学の天文学教育研究センターもこの国立天文台三鷹キャンパス内にある。

緑が美しいキャンパス内に、食堂と隣接した小さな学校生協がある。

実はこの生協で今一番売れている？商品がこのトイレットペーパー。どうも天文台の見学者が珍しがって購入しているそうだが。私もその一人・・・

包装をとるとロールペーパーになにやら難しいことがビッシリと印刷されている。

切りとりのミシン目ごとにことなった内容が印刷されていて、私には理解できない高度な天文に関すること事柄だ。

きっと東大生はトイレ内でミシン目ごとにしっかり読んで勉強するのだろうか？

でもいささか印刷が悪くて、読み取れないヵ所もあったが・・・