さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

今年を振り返って

2007-12-31 17:35:35 | ひとこと
今年もあと数時間で終わろうとしています。私にとってあっという間の一年でした。
しかし今年を振り返ってみると、安部首相の無責任な突然の引退にはじまり
年金問題、薬害肝炎被害者の問題、原油高騰による石油やガソリンその他
食品の値上がり等々ため息の出ることばかり。

でも許すことのできない大きなことは、我々の健康に直結する様々な食品の
偽装と、アメリカの様な銃による犯罪の多発ではないかと思います。いつ
私たちも事件に巻き込まれるやもしれない不安を憶えます。

来年こそは大きな自然災害や紛争のない世界であってほしいものだと祈る
おもいです。

私のブログのタイトルが「さわやか通信」ですが、読み返してみると少しも
さわやかな事が書いていないことに気がつきました。
来年は、タイトルのようにさわやかなことを書きたいと思っています。

玄関のしめ飾りは、少しばかりエコを意識して簡素化してみました。








雪の裏磐梯

2007-12-23 23:17:12 | 旅行
 年末でなにかと慌ただしいこの時期、思い切って福島の裏磐梯に
旅してきました。裏磐梯は思いのほか積雪があり、あと二日ほどで
スキー場開きとのこと。

ホテルもこの時期は比較的空いていて、ゆったりと過ごすことが出来ました。
お客さんを観察してみると、どうも高齢者が多いようです。やはり
暇人なんですね。

今回の旅で印象に残ったこと、それは雲間に見え隠れする月を仰ぎみながら
入った露天風呂です。なかなか情緒がありました。

ホテルからキュキュと雪道を歩くこと20分、ひっそりと静寂に包まれた
五色沼の一つ毘沙門沼、沼の面には雪化粧した会津磐梯山が美しい影を
落としていました。

都会の雑踏とまるで異なり、聞こえる音は雪を乗せた梢を飛び交う小鳥の
鳴き声と、木の枝から落下する雪の音のみ。

帰りの車中から見た会津の山里はひっそりと雪に覆われ、まるで
粉砂糖を降りかけたような山々を夕日がピンク色に染めていて、思わず
うっとりと見とれてしまいました。

さあ~明日から少し大掃除の真似事でもしましょうか。

児童書新刊紹介

2007-12-16 17:25:44 | 児童書
子どもたちは間もなく冬休みですね。そこでお勧め本の紹介です。

<マギーの約束>赤い手袋の奇跡  2007.10.30 初版

カレン・キングズベリー作

小沢瑞穂訳

集英社  1400+税

グレード 小学校高学年~

僕の名前はジョーダン・小学2年生なんだ。僕のパパは2年前に心臓の病気で死んでしまったの。だから今は毎日モーレツに忙しい検事というお仕事をしているママと、ママのママつまり僕のおばあちゃんとの三人で暮らしているの。
僕この前、神様にお手紙を書いたんだ。「僕のお友だちのキースには土曜日にはいつも一緒に野球をしてくれるパパがいるのに、僕にはパパがいません。だからお願いだから、こんどのクリスマスには僕にもそういうパパを送ってください。お願いします。」
でも僕は神様の住所は知らないので、なんでもよく知っているママに神様の住所を書いて
ポストに入れてくれるように頼んだの。
ママは前から、愛や奇跡なんて全然信じてないの。でも僕は信じていたよ。だって
本当にクリスマスの日に奇跡がおきたんだもの。

夫を亡くし、家計のために働かざるをえないママは、精神的に不安定なジョーダンともっと一緒にいてやりたいと思うが、仕事の追われ思うようにいかない。そして
彼女自身も幼い時に悲しい体験が・・・

今、日本にもジョーダンと同じように母親に甘えることのできない精神的に不安定な状況におかれている子どもたちが大勢いる。そんなことを重ね合わせてこの本を一気に読んでしまいました。涙とともに・・・


シクラメンの花

2007-12-04 10:33:52 | 花&植物
我が家では年末になると、お世話になっている方々に毎年
シクラメンの花を贈ることにしている。

今年もそろそろ丁度よい時期になったので、懇意にしているシクラメンの
栽培農家に出向いた。

いつもの通りハウスに入ってみると、なんか今年のハウスの中の様子が
違う気がした。/

それは、例年贈答用に買い求めている大きな鉢が見当たらないのである。

奥さんにお聞きしてみると、今年の夏は例年になく物凄い猛暑が永く続いた
上、夜になっても気温が下がらなかったので、大きな鉢用のシクラメンが
栽培できなかったとのこと。

このご夫婦は、「シクラメンを栽培して三十年以上経つけど、こんな年は
初めてです」とおしゃっていました。

これもきっと地球の温暖化による異常気象のせいかもしれません。

猛暑が続いて大もうけをした家電業界がある反面、猛暑に泣かされた農家も
あって、シクラメンを一つ選ぶのにもいろいろと考えさせられた一日でした。