さわやか通信

心地よい風とさわやかな空気 すてきな花を探して旅にでよう

新刊紹介『神坐す山の物語』

2015-03-25 10:41:19 | 趣味
 病気で入院中、読みたい本を数冊病室に持ち込んだ。だが意外と読書に集中できる時間がなかった。

それは医師の回診や点滴交換、シャワーの順番、リハビリの呼び出し等々・・・

でも最初に手に取ったのは浅田次郎の『神坐す山の物語』だ。これは奥多摩の御岳山にある神官屋敷が
舞台で、著者が少年時代に叔母から聞いた夜語り七話を連作短編集として出版したもの。

どの話も怪談めいてちょっと怖いがつい引き込まれてページを繰る手が止まらない。

書名  『神坐す山の物語』

著者  浅田次郎

出版社 双葉社  2014年10月初版  \1500円+税

グレード 高校生~大人

東京の西の端に位置する御岳山。 おそらく誰でも今まで一度は行ったことがある身近にある山だが、
山頂に鎮座する神社と宿坊にはかんがえてもいなかった物語があったのだ。

お勧めの一冊です。

季節は春

2015-03-21 10:28:58 | 花&植物
 今日はお彼岸の中日、今までご先祖様の墓参を欠かしたことがない私だが、今年の墓参はまだ体力が回復せずパスさせてもらった。

振り返ると、2月は入院、手術、・・・ほとんど病院内で過ごしていた。そこで入院中暇があると病院内をウオッチング。
制服も様々あり、事務職とナースは大体解るが、その他の制服を着用した職種も様々あり、働いている方も外国人がかなりおられるのには
びっくりした。

退院して半月が経ち、天気の良い日に庭に出てみると、もう季節はすっかり冬から春に移り、春を象徴する花が咲いている。
なかでも白モクレン、やぶ椿、黄水仙、シュンランなどは私の好きな春の花だ。

今年はシュンランがかなり咲いていてうれしい。花も茎も食用になり、昔は塩づけにした花は蘭茶にしておめでたい席で飲む習慣があったそうだ。地下茎は粉砕して粉を水で煉ってあかぎれの薬につかったそうだ。昔の人の知恵に学ぶことは多い。

今どきの手術

2015-03-06 13:58:22 | ひとこと
 三週間入院して退院後今日で九日が経った。まだまだ本調子には程遠い。これから先も通院が続くし・・・
毎日処方されている痛み止めの薬を飲んでいても傷がかなり痛む。
前向きに考えようと努めても、ついネガティブな気持ちになり落ち込む日々。

 そうそう今回の手術で私が驚いたことを書いておきたい。そのⅠ 点滴をする際、点滴容器と患者の腕輪(入院の際、患者情報が
記載されている腕輪を付けられる)をバーコードでピと読み取ること。以前入院手術した際にはこんなこと確かしなかったと思う。
確かにミスを防ぐ意味では有効な手段だとはおもうが・・・

その2 これはかなり以前から行われていたことだが、傷口の縫合に医療用のホッチキスを用いること。
その3 抜糸した際(ホッチキスを外す時)多少の隙間ができるが、その隙間にこれまた医療用のボンドを使って隙間を埋めること。

こんなことをされると、人間というより工作中の物のような気がしてすごく複雑な気持ちになってしまった。

入院中に感じたことをまだまだ書きたいが続きは次回にしておきます。