工事が進むに連れて、お施主様は「待ち遠しい」とか
「楽しみ」とか前向きな気持ちだとばかり思っていましたが、
もしかしたら、そうじゃないかもしれませんね
だって図面じゃ、実際の空間の広さ狭さ、距離間、明るさ暗さ、
窓からの景色、空気の流れ方など、他にもいろいろ、
出来上がるまで実際わからないんですよね
それまでは想像するしかなく、その想像してたより広かった狭かった、
明るかった暗かった…などの違いを、できて来て改めて理解するわけで、
決してワクワクするだけではないんですね。
完成までは多かれ少なかれ不安を持って出来上がりを待って
いらっしゃるんでしょうね、きっと。
できるだけ自分のイメージしていたのと近いように祈りながら…
それが注文住宅なんですね。
できている物を見て決められないんですね…
できてから「こうじゃなかった」とならないように、よーく話して、
理解してもらって進めていかないといけない。
信用してもらえなければ頼んでもらえない…
難しいことですが、ご依頼いただけるようにお客様の気持ちを考えて
いかなければいけない、とつくづく思います。
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