幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

地震のついての考え方

2006年04月15日 | 家のこと
東京都で防災についての世論調査が
行われたようです。

「今住んでいる家が大地震に耐えられると思うか?」
これについて、「絶えられると思う」が38.9%、
「耐えられない、耐えられるかわからない」が60.9%、
この後者の中で、大地震に耐えられる強い住宅を77.0%が
希望しているそうです。

自宅の耐震化を希望する人のうち耐震診断や耐震補強を
行う場合の条件として、「専門家による相談・助言」が
44.8%、「公的支援」が31.2%だそうです。
一方で耐震を望まない人は「お金が無い」が50.5%で
トップでした。

また耐震診断や地震への備えとして、耐震診断や補強工事を
行っている人はわずか、3.5%。半数以上は懐中電灯や救急医療品
など防犯用品と答えているそうです。


この結果をどう捉えればいいのでしょう。
確かにお金に余裕が無いと補強工事まで考えられないですよね。
有り余っているなら、話は別ですが。。。
また、倒れてから建て直すのも大変なことです。

何の根拠もなくなんとなく、この辺は大丈夫だろう。。。
来ても大したことないだろう。。
といった考えの方がかなり多いんですね。
ピンとこないというか。。。

でも、大地震はいつ来るかわからない。。。
明日かも知れないし、1年後かもしれない。。。
1年後ならいいですけど、明日だったら。。。
本当にいつ来るのかわからないから、できるときに
やっておくべきことなんですよね。

思うのは、まずは家が倒れなければ、つぶされてしまう
ことがないってこと。(地震のとき家にいなければ話は別ですが)
家が倒れなければ、命は助かるわけです。
命が助かれば、まずはOKだと思うんです。
あとはどうにでもなる。。。
だから、できるときにやっておきたいですよね。
その後、家具の転倒防止等、家の中のことになりますよね。

起きてからでは遅い。。。もう一度真剣に考える必要が
あると思います。
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