山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌68-vol.8(中島記)

2018-05-27 21:23:03 | 練習日誌
 山響が忙しくなってくるこの時期。スクールコンサートが立て込んでいながら、「さくらんぼコンサート」や定期演奏会などの準備もしなければならず「忙」…まさに心をなくしはじめる時期。

 そんな中でにおいても、山形Qのリハーサルはコンスタントに行います。常設クァルテットの、「強み」でもあり「辛さ」でもあり…。

「こんなに忙しいのにクァルテットなんかやっている余裕はない」

 これはある意味、普通の反応だと思いますが、間違っています。「クァルテットに専念できる時間的余裕」がある人など、無職の貴族ぐらいしかいない。

…お金にならないものは、時間がない中でやるものなのです。


 しかし。

 こうして余裕のない時に、やらねばならぬことを敢えて「しばし」放置して、「ハイドンの弦楽四重奏曲をじっくりと弾いて味わう」ということがいかに贅沢で素晴らしいことなのかが、この生活に慣れてくると、わかります。

 こうして山形Qも68回。むしろ、忙しい時にこそ、それを癒すためにクァルテットの練習をしていると言ってもいい。


 今日も、作品50・皇帝・作品20の順で。…どれも素晴らしい曲です。


 まだまだ、リハーサルはこれから。「皇帝」も名曲だけに、まだまだいろんな余地があります。曲のキャパシティの広さかもしれません。

 楽しく合わせました。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま40箇所

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