山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌66-vol.5(倉田記)

2017-12-04 23:59:59 | 練習日誌
 雪が降るんだか降らないんだか、どんよりとした冬の空で、寒さを感じる日々が続いています。

 雪が降ってしまえば、少しは温かく感じるのだろうけど・・・(雪国に住んだ人しかこの感覚は無いでしょうね)。

 珍しくオーケストラが4日連続でお休みなので、のんびりしています。

 とは行かないのが、山形Qの活動です。休みの日にこれでもか!とリハーサルをぶち込み、あ〜でもない!こぉ〜でもない!という日常を過ごしています。

 前回にに引き続き、J.S.フーガを終えた後、第66回定期演奏会の練習をしながら、演奏のレヴェルアップをはかっています。主に運弓、ヴィヴラートの多様性など。F.J.ハイドン Op.42は音楽の方向性が見えてきたところで終わり。

 そして、明日から始まる大江中学校・朝日学園(計4回)の音楽鑑賞教室の練習。

 もう何回も演奏している曲ばかりなのに、ここに来て更に突き詰めてゆきます。本番前なんだから開き直るだけで良いじゃないか!とならないのも山形Qの特徴。最後まであ〜でもない!こぉ〜でもない!やっています。クァルテットは音楽作りに時間がかかるんです。適当に練習・本番演奏して、はいギャラちょうだい!お疲れ様〜〜!という活動は、結成以来したことが無いのは、自慢の一つ。童謡だろうが、アニメ曲だろうが、ポップスだろうが、映画音楽だろうが自分たちの音楽にしてゆくまで、演奏するたびに突き詰めてゆきます。面倒くさくて、自分たちのことを馬鹿だと思う反面、クァルテットというものにどっぷりはまった病は治りそうにありません。

 生徒達に演奏会が楽しんでもらえたら幸いです。

 最後の時間を使って、M.ラヴェルのリハーサル。全然弾けなくても、名曲の響きの中にいる自分が幸せでしょうが無いです。完璧に弾きこなしてやろうと志は高いですが、もう最初のあわせからウキウキしてしまう自分がいます。

 だいぶ前の話ですが、音大の4年生の頃だったっけ・・・・フランスのM.ラヴェルの住んでいた家に行ったことがあります。背が低い御仁だったようで、天井が欧米建築の割には低かったのは覚えています。花に囲まれた眺めの良い田舎町の家でした。作曲活動をしたであろうピアノを見たりも。

 オーケストラの曲も演奏するのは大好きです。あまり山形響ではやらないですけど。(編成が大きいのかな・・・・)。

 オーケストレーションの天才ですね。室内楽にもそれはあてはまります。色々なキャラクターを自然に表現できるように頑張ります。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま7箇所

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