Yahooニュースで以下のニュースを見つけました。この記事を読んで、先日の自分の一般質問を思い出し、「やっぱり、どこの自治体でも同じようなことをやっているのか」と腹立たしい気持ちになりました。
「公務員は厚遇だ、クビにならない」と思われがちですが、実態は全く違います。「臨時」職員やパート職員など非正規職員が多数任用されています。それは、「ワークシェアリング」でも、「多様な働き方」でもありません。当局にとって都合のよい働かせ方にすぎません。
法の趣旨を大きく逸脱した行為であり、許されません。
江南市においても、「臨時」職員として任用されたにもかかわらず、「勤続」20年以上の職員がいます。当局は、一般質問答弁で、待遇改善を検討する(臨時職員のパート化)としていますが、早急に実行すべきです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000005-mai-soci
<東京都>20年以上「臨時職員」 2カ月ごとに契約更新
東京都の施設で臨時職員として司書をしてきた女性(66)が、契約更新を繰り返して結局、20年以上も勤めていたことが分かった。臨時職員は、交通費や諸手当の支給がなく、地方公務員の医療保険にも加入できない。都は「20年も臨時で働いた人がいたかは確認できないが、いたとしても法的な問題はない」としているが、法律家からは「労働者の権利を守る多くの法を無視した行為だ」と批判の声が上がっている。
女性は都立施設内の図書室に司書として勤務。専門書や自治体の統計書などを管理し、職員への貸し出しや資料整理などの仕事を一手に引き受けていたという。しかし、臨時職員に関する都の要綱は「1回2カ月の勤務で、やむをえず更新する場合も連続雇用期間が6カ月を超えることができない」などとしている。このため、女性は2カ月に1回契約を更新。近年は、5カ月働いて1カ月休むという勤務形態を続けていたという。
女性は「長年、2カ月ごとに契約を交わすことに疑問を感じていたが、やりがいもあったし、仕事を失いたくないので続けていた」と話している。
都には約600人の臨時職員を雇用している局もあり、同様の状態にある「臨時職員」は他にもいる可能性がある。
労働問題に詳しい弁護士は「臨時とは言えない継続的な仕事を任せながら、20年も社会保険のない不安定な雇用状態を続けるのは極めて問題だ」と指摘している。【田村彰子】
「公務員は厚遇だ、クビにならない」と思われがちですが、実態は全く違います。「臨時」職員やパート職員など非正規職員が多数任用されています。それは、「ワークシェアリング」でも、「多様な働き方」でもありません。当局にとって都合のよい働かせ方にすぎません。
法の趣旨を大きく逸脱した行為であり、許されません。
江南市においても、「臨時」職員として任用されたにもかかわらず、「勤続」20年以上の職員がいます。当局は、一般質問答弁で、待遇改善を検討する(臨時職員のパート化)としていますが、早急に実行すべきです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000005-mai-soci
<東京都>20年以上「臨時職員」 2カ月ごとに契約更新
東京都の施設で臨時職員として司書をしてきた女性(66)が、契約更新を繰り返して結局、20年以上も勤めていたことが分かった。臨時職員は、交通費や諸手当の支給がなく、地方公務員の医療保険にも加入できない。都は「20年も臨時で働いた人がいたかは確認できないが、いたとしても法的な問題はない」としているが、法律家からは「労働者の権利を守る多くの法を無視した行為だ」と批判の声が上がっている。
女性は都立施設内の図書室に司書として勤務。専門書や自治体の統計書などを管理し、職員への貸し出しや資料整理などの仕事を一手に引き受けていたという。しかし、臨時職員に関する都の要綱は「1回2カ月の勤務で、やむをえず更新する場合も連続雇用期間が6カ月を超えることができない」などとしている。このため、女性は2カ月に1回契約を更新。近年は、5カ月働いて1カ月休むという勤務形態を続けていたという。
女性は「長年、2カ月ごとに契約を交わすことに疑問を感じていたが、やりがいもあったし、仕事を失いたくないので続けていた」と話している。
都には約600人の臨時職員を雇用している局もあり、同様の状態にある「臨時職員」は他にもいる可能性がある。
労働問題に詳しい弁護士は「臨時とは言えない継続的な仕事を任せながら、20年も社会保険のない不安定な雇用状態を続けるのは極めて問題だ」と指摘している。【田村彰子】