自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川夜の生き物

2015-04-20 11:26:56 | Weblog
4月、雨の夜は堂々川へ生き物探索に出かける。
10日、14日は強い雨でホタルの上陸は確認できなかった。
19日の夜ホタルの上陸は終わりに近いはずだから
数日前に猪と遭遇し怖さが残っていたが川へ入る。
定点観測、最下流2匹、上流2つの地点は上陸未確認
4番砂留川原で4匹、5番砂留川原で10数匹
その先では上陸3匹、予想通り上陸は少ない。
19日のホタル上陸


今年砂留を登るホタルは確認できず


水から陸へ登ったばかりの幼虫


光りながら上陸
草を乗り越えるのに苦戦中

川の中にある不法投棄のブロック近く

セメント渦を乗り越えて上陸


この写真はレンズを開放した時の光りの軌跡。
這う速さは想像よりかなり早い。


30秒開放

3分開放


ホタルは生命力のある虫、橋の下の乾燥場所を這う。


外から見ると皮膚は乾燥している


ホタル上陸は想定内の数、もし6月の飛翔が少なかったら
皆さんにどんな言いわけをするかその言葉が頭の中を横切った。
言いわけをしないことを期待する。

夜の川では予想外の生き物が見つかる。


ががんぼの成虫


トンボのヤゴ


夜でなくても見つかるはず


この生き物、名前も生態も分からないが蛭の仲間のようだが
乾燥した橋の下の壁を這う


はてな?


昨晩のメインはこの両性類


懐中電灯の光に浮かぶ
カスミサンショウウオ


絶滅危惧種Ⅱ類のカスミが雨で上流から流されてきたと予想。
このままでは近々お亡くなりになる。
保護を考える必要がある。
福山市100周年イベントの件で頭は一杯。
昨日の御領山横断ハイク共同開催だったが雨には勝てず中止になった。
次は5月13日御野公民館で
御領遺跡・御領山古墳群の講演会を企画している。
今旬の話題を福山市の文化課の出前教育、
一躍古墳研究家として名が出た古墳研究家の
お二人の講演を13時半から先着100名で開催します。
入場無料、今回記念品はありません。