舛添騒動は公用車問題から始まった。私は少し不思議な話だと思った。知事が公用車に乗っている間に、都内に何か大事(たとえばテロ)が起きたとする。知事はすぐに最寄りの警察に連絡して、先導のパトカーを用意させ、フルスピードで都庁に戻ろうとするだろう。そして車内で首相官邸と交信し、警視総監に必要な支持をするというようなことが手早くできる機器が車内には備わっているはずだ。 本宅へ向かおうが、別宅へ向かおうが、同じである。公用車内での緊急大書はハイヤーやタクシーでは不可能ではないか。 これが私が考えたことであって、だからマスコミが物言いをつけるのは、けち臭いと、このブログに書いた。5月上旬のことだった。16に胆石のオペを受け、20日に帰宅してからニュースやワイドショーを観ると、事態が変わってきていた。公用車は第一の矢であって、マスコミは2の矢、3の矢、5の矢、⒑の矢を用意していた。それらが焙り出したのが舛添氏のケチぶりであり、もうひとつが「ヤバいと感じなかったこと」であり、前者についてはみなさんも充分におわかりだと思う。後者のことは私が以前に書いた。いきているといろいろな場面で、これはヤバイぞと直感することがある。そのときに反射的に急ブレーキを踏む。そうやって人は安全道路に戻るといったような内容だったと思うし、舛添氏はそのブレーキを忘れたようだ。
舛添騒動で、テレビのワイドショーは毎日にぎわった。明日からは次の候補者を予想し、また忙しくなるだろう。世界第3くらいの経済大国の、その全人口の⒑パーセントの人が住む中心都市の首長選びである。言い方は変かもしれぬが、顔の好い人にやってもらいたい。歴代知事の中では、鈴木俊一氏が好い顔だった。
舛添騒動で、テレビのワイドショーは毎日にぎわった。明日からは次の候補者を予想し、また忙しくなるだろう。世界第3くらいの経済大国の、その全人口の⒑パーセントの人が住む中心都市の首長選びである。言い方は変かもしれぬが、顔の好い人にやってもらいたい。歴代知事の中では、鈴木俊一氏が好い顔だった。