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老いの始まり

2016-06-04 21:02:15 | 日記
男性の老いの順は、歯・目・ナントカだと、昔から言われている。残念ながら、3番目のことについて、私には、書くほどの知識も経験もない。
歯のことで、若いときおおいに苦労したことは依然に書いた通りだけれど、還暦あたりからは、全体の8割が入れ歯になって、朝の洗面所では、ポリデント、ポリグリップを使った、⒑分ほどの作業が日課になっている。それも満足なものではないので、腰が好くなったら、真っ先に歯医者ね行かねばならぬ。
左目の黒目の部分が左側にズレていて、それを脳こうそくの後遺症だとするドクターもいる。新聞の株式欄と競馬欄の文字が細かいので、老眼鏡だけでは足りず、その上に拡大鏡をかけている。老眼鏡が必要になったのは、同年配の友人たちより遅かった記憶がある。
老化の始まり、あるいは進行の度合いというのは、私の場合は面倒臭さがメーターになっている。面倒臭いは、だらしなさにストレートにつながる。もちろん面倒でないものもあって、それは株であったり競馬であったり、あるいは酒や高校野球、ミステリードラマだったりする。このブログ書きは、ボケ防止のためで、長年の習慣だから、シンドさは感じない。 家人と何かを話す途中で、よく聞こえなくなって、意味がわからなくなる。それでも返事だけはする。「うん、そう。なるほど」と言うだけで、会話は続く。だらしがないのかもしれないが、会話は続く。家人にはそれでも会話は続く。

出たとこ勝負

2016-06-04 14:59:03 | 日記
おととい(2日)、湘南鎌倉病院へ行ってK先生に胆石に関する種々の説明を聞いて来た。先月の内視鏡手術をやってくださったのもK先生である。
胆石は体質によってできると言われたが、そうすると、私は生まれてからの78年間は胆石のできない体質だったが、79年目に体質が変化したことになるのかと考えていたら、私の顔に気づかれた先生は、「でも、若いときは、石ができても知らないうちに排泄してしまうこともありますから」と笑顔になった。K先生は笑顔が好いが、それ以前にハンサムである。このところ暑いからか、髪を短く刈り上げてさっぱりと、ますますいい男になっている。年齢は40代半ばというところか。
胆石の発作があって、それでも内視鏡手術が受けられない人(体力がないなど)がいると聞いて驚いた。あの痛みを我慢できるのか。オペが不可能なら痛み止めの点滴を受けながら石が出るのを待つのだろうか。とにかくすごい人がいるものだ。
また石が出るか、それとも一生出ないかはわからないというのが結論である。
こういうのを出たとこ勝負と言うのだろうと思った。「それでは、また痛くなったら来てください。いやもうそんなことはないといいですけれど」と、K先生が再びスマイルを見せて言った。