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パーティー

2016-06-01 23:03:30 | 日記
パーティーという語にはいくつかの意味があるようで、先日、民主党と維新の会が一緒になって民進党ができたとき、その結成式の入口にはデモクラティックパーティーと大書してあった。ここで私が言うパーティーとは酒宴である。3,4人の酒宴も100人に近いものもある。そして、そのすべてのパーティーには女性が必要ということを言いたいのだ。もちろん男ばかりで酒を呑むことはある。しかし、それが1軒、2軒となると、3軒目には必ず女のいる酒場に足が向くものだ。最後の1杯だけでも、女性の顔を見ながら呑みたくなるのである。 上司の家へ遊びに行って、酒をごちそうになるときも、上司夫人が明るく元気で、「お久しぶりね、あら、また少し太ったんじゃないの?」と声をかけてくださるのと、ただビール壜とグラスをピーナッツの皿だけをテーブルに置いて奥の部屋へ消えてしまうのでは、パーティーの雰囲気は全く異なる。
最近は、女子会というのが流行っていて、これは全くの男抜きである。男なんかいない方がさっぱりして気持ちがいい、呑むとグチグチ言う男が多い…といったようなことを1人が言うと、ほかの仲間たちも賛同する。私はその通りだと思う。女性だけの方が、むさくるしいこともないし、たばこ臭くもない。すなわち、きれいな、さっぱりしたパーティーになる。私は「女を腐らせると男になる」という津川雅彦さんの名言に大賛成である。

昼寝

2016-06-01 22:57:01 | 日記
盛夏の休日。昼食は冷やし中華とビールの大壜1本。布団にごろんと横になる。扇風機の風。テレビではなくラジオをつけて甲子園の高校野球の中継を聴く。自然にとろとろと眠くなる。野球は名門校と初出場校の対戦で、名門が大差でリードしていて、勝敗の興味は失せている。若いころにそういう日があったと、昔話をするのではない。 今でもそれに近い時間はある。昔と違うのは、昼食にビールというのが無いことである。私は毎日、午後1時すぎにはベッドに横になり、目を閉じてテレビの音を聴いている。夏になればもちろん高校野球の県予選からアナウンサーと解説者の声を耳に入れている。昼寝のBGMに最高なのは高校野球中継なのだ。蝉の声や風の音もいいし、全くの静寂を好む人もいるだろうし、クラシック音楽で休息したい人もいるだろうが、私の最高の昼寝は夏の甲子園の音と共にある。
ドストエフスキー氏(山口瞳さんのつけた渾名で、画家の関保寿さんのこと)の描いた樹木の絵の横に、山口瞳さんが「昼寝ウトウト 夢カラサメタ」と細い字で書いた色紙を娘が持っていて、家宝的存在と言えるだろう。前の家で使っていた山口瞳さん筆の表札と、そのもととなった直筆の半紙も額に入れて大切にしている。 私は江分利満氏の大ファンであり、幾多のことをその著書で教わった。家人はほとんど読んでいないようだが、娘はいつの間にか本棚に山口作品をズラリと並べている。私は娘の他に、山口ファンの女性を知らない。