(鉢植えの君子蘭ともっこうバラ2005.May.21.我が家のベランダで撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/29/e8554223a6b533817d167c4badcc38c0.jpg)
(上尾宿)
加茂神社をあとに、特筆することが無いまま中山道を進む。
しばらく歩くと左手に愛宕神社が見えるが、ここは素通りする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/33/d06408991d3cd9c551cc5111d34f6f94.jpg)
(愛宕神社)
さらに進むと、繁華な街の中に入ってくる。
上尾駅前の繁華街だ。
その繁華街に入る手前に、上尾宿総鎮守の氷川鍬神社が左側にある。
信号の角だ。
通称「お鍬さま」と呼ばれる。
氷川鍬神社の名称になったのは明治の神社合祀以降で、
以前は「鍬大神宮」と呼ばれた。
寛永9年の創立で、ご祭神は、
豊鍬入姫命(とよくわいりひめのみこと)・
稲田姫命(いなだひめのみこと)・
菅原道真公・
木之花)咲耶姫命(このはなさくやのひめのみこと)・
応神天皇の神である。
(武蔵野国足立郡御鍬大神宮略記による)
この大神宮の略記によると、
豊鍬入姫命(とよくわいりひめのみこと)は、
悩める人苦しむ人の胸中を知り、
その人のため救いの手をさしのべてくださる神で、
疫病よけ、招福豊作の神である。
稲田姫命(いなだひめのみこと)は「すさのおのみこと」の御妃で
限りない慈しみと深い母性の愛を表される神で、
菅原道真公は学問の神、
木之花咲耶姫(このはなさくやのひめ)は
浅間さまの神様、
応神天皇は文化の神としてのご神徳を持つと言う。
(武蔵野国足立郡御鍬大神宮略記による)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/73/c46c266f2427ee3b0862dfaae2efb68f.jpg)
(氷川鍬神社)
ここで神様の勉強をすることになるとは思わなかった。
そもそも神様とは、ボクにとっては苦しい時の
神頼みしかなかった。子供の頃に読んだ神話の中の神様が
どのような役割をしているのか、全く知らなかった。
初詣で、過去一年の家内安全、家族の健康を祈る位の
軽い気持ちで、手を合わせている時は、
不謹慎にも中学時代に英文で覚えた
キリスト教の「主の祈り」を、口の中でもぐもぐやっている。
ボクの中では、神様はどの神様でも良い。
日本には沢山の神が居る。五穀豊穣にはこの神様、
家内安全にはこの神様、受験合格のお祈りは天神様
(菅原道真)、縁結びの神様・・・いろいろあって面白い。
だから、結婚式や葬式は神式、仏式、キリスト教式などがある。
時には、結婚式は神前で、暮れになるとクリスマスで、
葬式は仏教と言うのもある。
日本人にとって、
神様は本人たちの希望でいろいろ変わって
当然であるのを、
キリスト教、イスラム教やユダヤ教の
一神教の人たちには理解が出来ないところであろう。
話がそれてしまったが、この氷川鍬神社の鳥居の前の
信号を渡ったところに、昔は本陣脇本陣があったと、
宿はずれの高札場の掲示板の古地図に示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e8/9113a8b5028de6742aca2f71efe97811.jpg)
(映像が不鮮明ですが、左側の上尾の文字の道路を挟んだ下に鍬大明神と見える)
大丈夫です。 通訳がいなかったから 神様には通じなかったはず。 最もHIDE-SANのお願いも聞いてはもらえなかったでしょうけれど (ёё。)(。ёё)。うふうふ♪