中山道ひとり歩る記(旧中山道を歩く)

旧中山道に沿って忠実に歩いたつもりです。

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上海ー発展のスピード(中国旅行 5)

2020年07月22日 20時00分10秒 | 中国紀行(近くて遠い国)
P10005741
(上海)
(発展のスピード)
二回目に中国を訪ねたのは北京、2003年12月4日のことである。
始めて中国を訪問してから二年後、
高速道路は完備して車の量も
日本と変わりないくらいに多い。
夕方のラッシュアワーの混雑ぶりは、
二年前に香港、しんせん、中山、広州を訪ねた時から比べれば、
倍以上に膨らんでいることが良く解る。
もっとも北京は中国の首都であることを考えれば当たり前
といわれるかもしれない。
(園内のところどころで演奏される楽器3)

話を戻すと、三度目の中国では、その発展スピードに驚嘆する。
住宅は高層ビルが林立し、
車は道路が狭いではないかといわんばかりの渋滞である。
その住宅には建設前から注文が殺到し、
値段は釣りあがるばかりである。
道路を走る車も同じだ。自家用車を持ちたい人が多くて、
車の販売店は車を供給することは出来ても、
ナンバーをつけることが出来ない。
自動車を登録するナンバープレートの製作が間に合わず、
ナンバープレート待ちが続出している状況だ。

販売店における自動車の売り上げ計上システムは、
自動車が登録されて、「一台計上」することが出来る仕組みだから、
自動車販売店はナンバープレート確保が仕事になってしまう。
どんなに車が売れても、ナンバープレートがなく、
登録が出来なければ、売り上げ計上が出来ず、
販売したことにならないからだ。
それよりも、なによりも車を走らせることが出来ない。


それほど車の量は増えている。混雑はそれも大都市の
上海だけではない。田舎に延びる幹線道路はどこまでも
車が途切れることはなく、走行車線を走る観光バスは、絶えず
後続の追越しをかける車に注意が必要なほどである。
中国の経済発展は恐ろしい。二三年先に中国に行けば、
もっと驚く事態になっているに違いない。

あるいは、予測の付かない原因で、驚異の経済発展が,
どこかでつまずいて、不況の真っ只中にいるのかもしれない。

浮動票ではなく、選ばれた優れた政治家が舵取りをして、
不況に突入する前に、
上手に方向転換しているかもしれない。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新年おめでとうございます。 (salasala)
2007-01-03 18:31:37
新年おめでとうございます。
旅行記は私にとって珍しいことばかり。楽しんで読ませてもらっています。
今年もどうぞよろしく。
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お早う御座います。 (海風)
2007-01-25 10:38:54
お早う御座います。
中国に関する事は政治家を始め、日本国民の認識が無さ過ぎます。

単純計算で人口は日本の10倍。
悪い人も10倍。
好い人も10倍。
頭の良い人も10倍。
頭の悪い人も10倍。

今や眠れる獅子は起き上がり、ノッシ、ノッシ、と動き回っています。

これ程近い国なのに、どうして仲良く出来ないのでしょう。

小泉政権の5年間は本当に無駄な期間でした。
この5年間が日本にとって大きなマイナスです。
アメリカも日本も中国の経済発展のお陰で立ち直って来ています。

日本を追い越すのにさほどの時間は掛かりますまい。
既に日本を追い越している物が散見されます。

故田中角栄氏の国交樹立は矢張り先見の明が有ったと言う事です。
200年に一人の大政治家でした。

また、当時の中国の首相、周恩来氏も偉大なる政治家でした。(中国では今でも一番尊敬をされている人です。)
   「日本の戦争の賠償責任を問わない。」
   「日本の国民も被害者で有る。」
           何と素晴らしい言葉でしょう!
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