森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ひとまず安心^^;

2020-12-06 | 家族友人
・・長い二日間でした。
長女の初めての子供が、今日無事に生まれたとのことです。男の子でした。
場所は関西で、しかもコロナ禍のこの時期。高齢で、しかも少し前に妊娠糖尿病を発症し
本当に心配でしたが、私は何も手が出せない状況でした。でもよく頑張ったね☆

ここ数日は、どこにも出かける気にもなれず、起きていても寝ていても落ち着かない日々
でした。色々あって今は不仲でも、やはり親ですから・・。
長女が生まれたのも12月でしたが、深夜に陣痛が始まり予定日どおりに生まれてくれたこ
となどを思いだしていました。

この世にひとを生み出すことは想像以上に大変なことですよね。色々なことを乗り越えな
がら、そして楽しむことも忘れず少しずつ親になって欲しいと思いました。とにかく、取
り敢えずはホッとしました。
・・・・今日はみんなゆっくり眠れるかな(笑)
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「才能は人(他者)を傷つける」

2020-12-04 | 思い・つれづれ
先日最終回を迎えた「エール」以降、朝ドラをまた観なくなった。
主人公のモデルとなられた「浪花千恵子さん」というお名前には、幼い頃に聞き覚えが
あるにはあるがお顔も思い出せず(申し訳ないが)その時点で興味も消え失せた。

そもそもそういう習慣がなかった私が、なぜ「見続ける」かは、そのドラマのテーマの
どこかに「自分自身が共感できるか」だと思う。それは年齢や育った境遇だけでなく、
自分の好みにもよるので「人それぞれ」だろう。

そういう意味で、エールのモデルの古関裕而さんにも特段の関心はなかったはずなのに
見続けたのは、気弱だった彼が幼い頃から「音楽」を愛し続け、生きる糧としたことに
「共感」できたからかもしれない。

そして以前に日記にも書いたように、たくさんの「戦時歌謡」を作ったことで、多くの
人々を戦争に駆り立てたという「自責の念」や「後悔」に打ちのめされたこと。その後
周囲に励まされて彼本来の持ち味を活かした創作活動に向けることとなったプロセスに
は、「絶望から這い上がる」エールをもらった。

このドラマの最後から二話目の録画を、まだ消せないでいる。私が一番印象に残ったあ
る部分があるから。それは、志村けん扮する「小山田耕三」が、亡くなる直前に主人公
宛に書いたものの、「出すのを躊躇った手紙」。(志村さんが亡くならなければ、ここ
は志村さんの声が流れるところだったろうけど、窪田君の声で読まれた)

「久しぶりだね、活躍、何時も拝見していました。映画も舞台もよく観に行きました。
君の音楽に触れるにつれ、ようやく私は解ったことがある。「私は音楽を愛していた」
「君は音楽から愛されていた」今思えば、それが悔しくて恐ろしくて、君を庶民の音楽
に向かわせたのだろう。愚かだった。もしあの時「嫉妬」を乗り越え応援していたら、
君はクラシックの世界で才能を開花させていたはずだ。私は己のエゴのために君という
才能と共に「愛する音楽」を冒とくしてしまったのだ。後悔の念はずっと付きまとい、
私の心を蝕んだ。君がオリンピックの入場行進曲を書くと聴いた時、私は心の底から嬉
しかった。死ぬ間際で君のオリンピックマーチを聴いた。日本国民は誇らしく思っただ
ろう。
音楽の深淵を知る曲だ。期待に応えた君に国民を代表して最大の賛辞を贈りたい。
有難う。最後に気は引けるが、どうか私を許して欲しい。音楽を愛するが故の過ちだ。
道は違えど、音楽を通して日本に勇気と希望を与えてきた同志として今度は語り合いた
い。私は先に逝く。こちらに来たら声をかけてくれ」

確かに祐一は小山田氏のせいで、作りたかったクラシック音楽を諦め、生活のために大
衆音楽の道を歩むことになった。けれども、彼は言った。
「小山田先生の本で私は音楽を勉強してきました。感謝しかありません。天国でお話し
できるのが楽しみです」と。そして手紙を届けた秘書に深々と頭を下げた。

この手紙で、あの「スカーレット」での「喜美子の横にいるのはしんどいな」とふと八
郎が漏らした本音を思い出す。時に「才能」は、同じ道を志す人を、その才能故に、無
意識に「傷つけている」のだということ。それ故に、亀裂が生じることもある。

「嫉妬心」。「サリエリ」にとっての「モーツァルト」然り、どんな時代のどのような
類の世界でも、この「嫉妬」という厄介な感情に、アダムとイブの誕生以来からずっと
人は翻弄されてきたのかもしれない。それ故に争いが生じたり殺し合うこともあった。

私たち凡人にはあまり関係ないけれど、これまでの人生で実際にそういうことも見聞き
してきた。才能は止められないものだし、もしも近くにそういう人がいたら、心から応
援する方が「自分自身を更に傷つける」ことにならないのではないかとも。

小山田氏のように「ずっと後悔の念を持つ」のは苦しいだろうから。あの手紙はそうい
う意味で、最後に皆の疑念を回収したのだと思った。これが無かったら、心はいつまで
も晴れずにいただろうと。・・・そういう意味でも「良いラスト」だった☆

ところであの八郎を演じた松下洸平さんが出演する「#リモラブ」。
スカーレットで彼の演技を観ても思ったけど、このドラマでもやっぱりとても感じいい☆
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猫の首輪を作ってみた

2020-12-03 | DIY・ハンドメイド・クラフト
胸騒ぎがして、一昨日の夜から今朝までの二晩、あまり眠れずに過ごした。
心に気になることが潜んでいるときに、私にはよくあることで、それは今も続いて
いる。

有難いことに、昨日・今日共に元同僚女性を含め色んなところから電話などあり
気持ちも紛れたが、それでも一歩も外へ出ずに過ごしてしまった(運動不足だ~)

こういう時は、やりかけた手仕事に再び着手する^^;これも私がよくやることw
やりかけた手仕事の一つは、ごくごく簡単と思ってやり始めた「猫の首輪作り」で
放り出した理由は、思ったより細かい部分に手こずってしまったせい;; 歳を重
ねるにつれ、苦にならなかったことも不得手になってしまうものなんだなぁ・・と。

我が家の猫に「洋服や首輪」をあまりつけないことにしている理由は、昔にも書い
たけど、お隣の猫の「ちびお」が死んでしまった遠因になったと思っているから。

あの時ちびおは「奥さん手作りの首輪」を外そうと逃げ出し、それがサルグツワ状
態になったまま二日近く水も飲めない状態になり、私も車の下に這いつくばってみ
たりして、ようやく捕まえた時は、ちびおは恐怖と混乱と脱水とで逃げる力もなく
なるほど憔悴しきっていた。

普通の状態ならまだしも、開けっ放しの口からよだれを垂らしたサルグツワ状態の
ちびおが、遠目からでもどんどん弱っていくのが目に見えて判った。 飼い主さん
は早々に諦めて家にいたので、必死で捕まえた私と娘で、その場で首輪を切ったが
差し出した水を飲む元気もなかった。ちびおはそれ以来元気がなくなっていき、や
がて肺炎で死んでしまった。

なので、首輪をするなら「危険でない」ものが絶対条件。家人のいる自宅では何と
もなくても、一旦外に逃げた時には枝などに引っ掛かり首吊り状態になってしまう
こともあるし、危険物に引っ掛かることもあるかもしれない。留め具を使うなら、
いざというとき外れやすい安全なものでなければ危ない。

なので、我が家のややオツムの弱い怖がりの猫には「シュシュタイプ」を。
簡単だからというのもあるけど、思ったよりメンドクサイ。というのも幅が狭いわ
りに長さがあるので、裏返すのに時間がかかったり、いちいち縫い目を割るのにアイ
ロンをきちんとかけなければ仕上がりが良くなかったりで。(コツは中に物差しなど
入れてから、きちんと縫い目を割ることと、返す時は菜箸などを添えて返すこと)

 

「おかあさん、なにしてるの?」いいもの作ってるんだよー(にやり)

 

 

この白いのは、クローバーの「シームオープナー」で、手アイロンよりもいいかも~。

 

 

 

 

ヘタレのお兄ちゃんはやっぱり初めは隠れてたけど、しばらくすると慣れたようで。

 

コタ君は思った以上に洋服が大丈夫そう☆ 寒がりだからかな?何か、面白カワイイ☆

 
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