森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

福岡のテレビ番組での竹田圭吾さん

2012-10-14 | 番組
金曜土曜と「竹田圭吾さん」が福岡でテレビ番組に出演していた。

金曜日は「タマリバ」というローカルの情報バラエティ番組。
たまたまチャンネルを合わせただけだったけど、もう可笑しくて。
その番組にはやはり東京から来た「収納王子」と呼ばれる「コジマ」さんも
出演していて、その日も様々な衣替えに関する収納の工夫を披露していた。

で、ひとつのアイデアを披露するたびに「コジマジック!!」と言って
王子がレポーター?の男性と共にポーズを決めるのだけど、カメラがいちいち
反応を見るように竹田さんにパンするのだ。そして「シーン」となる(笑)

そしてコメントを求めると竹田さんは「あ、それやってますね」とか
書類ケースにワイシャツを1枚ずつ収納する技には「かさばりませんか」
とか、圧縮袋にコートを仕舞う技にも「それって取り出すときに形が元に
戻らなくなりませんか」とか、しら~~っと表情を変えずに言ったりで
「ちょっと、圭吾が可笑しいよー」と娘まで呼んで観てしまった。
娘は最近フォロワーになり、親しみを込めて「圭吾」呼ばわりしてまして(笑)

もう収納王子のメンツ丸つぶれで可哀想だったけれども、
私も全く同じこと思っていたのでちょっと「スカッ」とした。
番組的には二度と呼びたくないかもだけど、「媚びない、空気読まない」竹田さん
好きだわー。

翌土曜の朝はCUBEという、やはりローカルの一週間のニュースをまとめて
放送する番組のコメンテータとして。こちらではさわやかに、でも的確に
ソフトバンクホークスのチーム戦略を彼なりの分析力とスポーツマンらしい
判断力でコメントしてて、「ぜひ監督として」なんて言われていたような(あやふや)


竹田圭吾さんと言えば、ツイッターでふるまいよしこさんの10月10日の
コラム「中国 風見鶏便り」を「素晴らしい」と絶賛されていた。
リンク先のそのコラムを読んで私も「なるほど」と、初めて今回の尖閣諸島
問題についての核心に迫る文を目にした気がした。

そもそも事の発端はふるまいさん曰く「領土問題をことさらに騒ぎ立てる傾向
にある石原都知事の購入案を防ぐため、さらなる大きな国家権力による買い上
げという形による消極策であったこと」に間違いはない。
当初私や友人も「あんな喧嘩を吹っ掛けるようなこと、どうして国が止められ
ないのかねぇ」と単純に素朴な疑問を話していたっけ。

そしてふるまいさんが指摘する、有名大学教授などいわゆる中国知識人層にさ
えも尖閣諸島の領有権を巡る認識に誤りがあったこと。

これらの解決策は未だはっきりと形にはならないものの、暴動で壊された日本車
について「トヨタ」が無償修理サービスをすると発表し、それに対する消費者の
「日本を見る目」が僅かに変わり、自国のなりふり構わない行動に「恥ずかしい」
と批判の目を向ける者も現れているという。

難しいことは私には解らないけど、このトヨタの態度こそ「北風と太陽」の好事
例だと思う。国どうしの諍いであろうと、全ては人と人の信頼関係で成り立つも
のだと気付けば、こういう小さな努力が光明を齎すのではないかと。

先日、我が家の新聞受けに小さなクッキーの包みと一緒にこんな手紙(メモ)が
入っていた。

       

この手紙の主Iさんは3階に住む80代半ばのお一人暮らしの女性。
彼女は昔教師でもなさっていたようなちょっと気難しそうな、凛とした人。
背中もほぼ直角近く曲がっておられるが、しっかりと誰の手も借りず
生活されている。

彼女のことを煙たがるご近所さんもいるけれど、私は班長をする前から
この方とは何となく「気が合う」気がして挨拶を交わしていたし、私が
班長をすることになったとき、「○○さんで良かった!」と言ってくれ
嬉しかったことを憶えている。

先日私が回覧板を持って行ったとき、そう言えば少し加減が悪そうだった。
それを気にされてのお詫びらしい。そんなの全然気にしてないのに律儀にも。
私は「久しぶりに会えたのに」の一言が彼女から信頼されている気がして
嬉しく、「何かあったらいつでも仰ってくださいね。」と電話をいれた。

私にできることはたかが知れているが、やはり「信頼」は、いつも
人を結ぶ絆のような気がしている。


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11 コメント

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Unknown (かぜこ)
2012-10-14 21:12:59
こんばんは。wildroseさんのこの文に共感しました。「国どうしの諍いであろうと、全ては人と人の信頼関係で成り立つも
のだと気付けば、こういう小さな努力が光明を齎すのではないかと。」
いまから、27年前、トヨタはトヨタ初の中国調査隊を中国へ派遣しました。隊長は当時私の所属部署の係長でした。帰国後の膨大な資料の整理に大わらわした記憶が蘇ります。
記事を読み、中国に進出した日本企業の中国に対する大いなる責任をとるという姿勢なのかなと思いました。

ご近所の方との心暖まる交流。wildroseさんのお電話がどんなに嬉しく心強く感じられたことかと思います。
人はホントいろいろですね。正しいことを言われたとして、間違いに気づき受け入れる人と言った相手を疎んじる人。。。

竹田圭吾さんの番組、観たかったー。全国放送じゃなくて残念です(T . T)
二年前、とある大学のオープンキャンパスでの講演を聴きました。その大学をアピールすると思いきや、「この大学も最近の他の大学と同じような設備や環境が整っている。あとは学生自身がそれをどれだけ活用できるかだと思う」と、さらりとお話する竹田さん、媚びないですよねー。

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そうそう! (wildrose)
2012-10-15 12:42:41
このトヨタの姿勢には、自分が日本人であることを久しぶりに誇らしく思えました。
かぜこさんのようにトヨタとご縁のある方だったら尚更、嬉しい記事ですね☆

かぜこさんも竹田圭吾さんファンですね!^^
竹田圭吾さんについての記事を以前にも書いたので、辿って確認してみました。

http://blog.goo.ne.jp/wildrose1987/e/78f0981e7fcc59c29419f26dde4b31af#comment-list

何とその記事には40件以上のコメント(半分は私のレスポンスですが;)が付いていて
不覚にも、彼のファンが思った以上に多いことを知りました。
今では当時と違って、ご自身がツイッターもブログもなさっておられるので
このような小さな記事を見つけて来られる必要もないですが
当時は何もなかったからこそ「一言言いたい」とコメントを寄せてくださり、一つ一つにすごく共感できました。

こういう時、私はブログをやって良かったなーと心から思うんですよ♪
細々とでも「本音」を分かち合える人と出会える場所をと、このブログを始めたので
竹田さんの生き方に共感できるのかもしれません。
そして実際に、お会いすることはなくともそういう方々と時間を共有できていることが
私の生きる力になっているのかもしれません(マイペースですが・笑)
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Unknown (かぜこ)
2012-10-15 23:15:24
こんばんは。
私がwildroseさんのブログを訪ねるきっかけは、数年前の竹田圭吾さんの記事でした。竹田圭吾でヒットしたんですよ♪その後、こちらのブログを愛読させていただいています。このいわさきちひろさんに関する記事も拝読しました。私の住む町で、数年前、いわさきちひろ展がありました。私は、柔らかな色彩からは儚さを感じました。そしてどの子どもの顔を見ても死んだ我が子に面影が重なり、涙を拭きながら見たものです。美術館に展示されている絵ひとつひとつに絵の感想が寄せられ、ともに展示されていました。そこには驚いたことに、亡くなった子どもの姿を重ねたという言葉があちこちにたくさん語られていました。人の感じ方は千差万別でしょうけれど、やはり作者の想いは絵から語りかけられ、子どもへの憧れや想いを沸き起こすのかもしれないですね。いわさきちひろ展について書いたブログです。お時間のある時にでも読んでいただけたら幸いです。
wildroseさんの絵、私、大好きです。特に瞳が好きですU+2661
返信する
ブログ (かぜこ)
2012-10-15 23:23:50
m.blogs.yahoo.co.jp/8.html
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かぜこさん 遅くなりました; (wildrose)
2012-10-16 13:43:23
同じ絵を見て感じることは人それぞれかもしれませんが
私は「視線」の描き方にいつも目が行ってしまうので
私の絵についてのご感想が嬉しかったです☆

そして、彼女の描く子供の瞳には、なぜかリアリティがなく感じてしまう私でしたが
それなりの「描く側の背景」があることに気付き、あの日記にも書きました。

それは、「経験した人だけが共有できる感覚」なのかもしれませんし
彼女の絵に好き嫌いが分れる理由の一つなのかもしれませんが
かぜこさんの失われたお子様への想いが、彼女の絵にピタリと重なったことは私にも理解できました。

「絵」って、万人受けなんかする必要ないんですよね。
誰か一人でも「心を揺さぶられる」と言ってくれる・・
それこそが描く側の望みなのですから・・・。

実は、かぜこさんが貼ってくださったURLがどうやっても開けません。
頭に http://付けても、色々やって試しましたが無理みたいです。
良かったらぜひ拝読したいのでもう一度教えてくださいね!
返信する
お手間かけさせて (かぜこ)
2012-10-16 21:40:57
本当にごめんなさい。いままた貼り付けを試みたものの、なぜだかコピーできず。
Yahooブログでタイトルは ミモザ IDは kazecon_con いわさきちひろの記事のタイトルは、 おつむてんてん です。
最近は、すっかり遠ざかっていますが、またおりを見て再開しようかなと思っています。

絵、写真、文章、、、なにか心を動かされるものとの触れ合いは日々の暮らしを豊かにしてくれますよね。wildroseさんの絵の女性の眼差しは、静かな強さを感じます。
返信する
読めました♪ (wildrose)
2012-10-17 12:54:52
こちらの記事ですね!
http://blogs.yahoo.co.jp/kazecon_con/21942018.html
>ぼんやりした輪郭は、遠い記憶に重なるのかな。
淡くて、ふんわりした絵は、もうそこにはないものと重なるのかな。

何かを観た瞬間に閉じ込めていた感情が溢れ出ることって、私にもよくあるのですが
かぜこさんにとってちひろの絵がそうだったのですね・・。

>そんな天国があって、そこにいてくれたらいいなぁ、って思う

私も同じく「あの世」があるとは思っていないのですが、
やはり大切な人がそういうところに居てくれたらいいなって思ってしまうのです。

かぜこさんの他のいくつかの記事も拝読して、その気取りのない文章とお写真にも
より親しみを感じることができました☆これからも宜しく!
ブログ、また再開なさることを楽しみにしています♪



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けいごーー。 (森おばさん)
2012-10-18 10:22:14
圭吾ったら 手を伸ばしてますねー。以前は やや難しい事に対処するコメンテーターというポジションだったのに このところ 何でもござれですね。
でも・・どんなニュースにも 独自の視点で答える姿勢に変わりなく 普通こんなに重宝がられると調子に乗っちゃうのが人というものですが(私なら すぐ焦って墓穴を掘るのがオチ)不動ですね。(笑)
先日も ローラが誰かに変態!と突っ込んでたらすぐに圭吾にカメラがきて「変態って言われたいモンですね」と冷静に答えていました。
司会も 圭吾に振るのを楽しんでる感があるような・・
ずっと変わらないところが 圭吾ファンの心をつかんで離さないところですよね。
思えば 圭吾の記事からwildroseさんと親しくさせていただき 今また多くのコメントを読み返して 知らない方に「そうそう!!」と共感したり お仲間のような気持ちにさせてもらったりと 不思議だけど 本音なので 繋がりを感じる事ができます。
大げさですが これぞ人生のプレゼントですね。

最後に 圭吾。圭吾ってずーずーしくすみません。
と一応 竹田さんへ。(笑)

ずっとブログ寄らせていただいてます。
季節がよくなって 嬉しいですね。
そちらに 例年より多く集中豪雨が あるようで ニュースを見るたび 心配しています。
親戚みたいですね。(笑)
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Unknown (かぜこ)
2012-10-18 12:43:51
こんにちは。拙いブログをお読みいただきありがとうございます。
自分でも読み返してみましたが、この時はこんなこと考えていたんだなーなどと思ったり。いろんなことすぐ忘れちゃう今日この頃なので、記しておくのもいいなぁと思いました。
これからもよろしくお願いします^o^
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森おばさん様 (wildrose)
2012-10-18 14:25:43
私も謝らなきゃですね~竹田さんに(笑)
そう言えば私、子供たちが学校時代に流行った「苗字での呼び捨て」を
注意していたくらいなのに(笑)

私、実は学校なんかで流行る「ブームの流行り言葉」が苦手で
そういうのが使えない子でした。
多分、不器用で頑固な子だったんでしょうね(笑)

竹田圭吾さんって、多分子供時代も
「クラスで囃し立てるおバカな男の子」ではなかったのではって思いませんか?
あの頭の良さは私にはありませんが、ちょっとだけ同じ匂いがします(笑)
ネットで言葉にすると、共感してくれる人がいて嬉しいですね☆

でも一方で(たとえ共感できることでも)
昨日の森おばさん様の日記にあるずっと消せない「不安」に、
私もMariaさん同様、何もできないもどかしさを憶えてしまいます・・。

福島にお住まいの誰もが森おばさん様と同じぬぐえない不安を抱えたまま、この先も過ごさねばならないのでしょうか。今は誰に責任を問うても解消し難いことのようで、お気持ちを考えるとやるせないです。

なのに、私も逆にその天性のユーモア溢れる言葉に、度々転がされ?楽しませて戴くばかり。
こんな不甲斐ない私ですが、今後ともよろしくお願いしますね!

集中豪雨。このあたりは今のところ避けられているようですから大丈夫そう^^
でもこちらでも朝晩急に冷え込むようになりました。
そちらでは冬支度も近いことでしょうね。お風邪など召されませんように☆
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