森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

 ミニマリスト

2015-09-12 | 思い・つれづれ
ひとつ前の日記でもう少しこまめに更新したいとか言いながら、忙しさに
かまけて放置状態になってしまった・・;
その間色々なことがあったような気がするけど、この週での各地の大雨に
よる被害を思うと、私の暮らしの小さな出来事なんて至って平穏だなと思
える・・。

一瞬のうちに家や車や樹木が一たまりもなく流されている映像を、リアル
タイムで息を呑みながら成す術もなく観ているとき、あの震災を思い出し
涙が溢れた。
家族同然に暮らした犬や猫たちそのほかのペットたちも、あの映像に映し
出されたご夫婦の犬たち同様に、どうか助けられていますように。

そこに住まわれる人たちの「大切な物」が、いとも簡単に全て消えたんだ
ろうな・・。 15歳の自分が留守番中に、他所からのもらい火で火事に遭
い新しく購入したばかりの教科書以外ほぼ何も持ち出せずに消失させて
しまった時のことは、たった今起こったことのようにも思えるほどに強烈な
記憶となり、それはトラウマというよりももっと深いところで自分という人間
の形成にも大きく関わったように思う。

被害に遭われた方々のこれからのケアにこそ、手を差し伸べることができ
ますように。

         ・・・・・・・・・・・・・・

さて、先日辞めてしまった同僚の代わりに入社すべく求人に応募してくる
人の殆どが若い子持ちの主婦。
なので皆同様に土日休みたいとのことで採用には至らず、私たちの変則
勤務は続いている。
忙しいその間に僅かに観た番組で「ミニマリスト」の特集があった。

ミニマリストとは、必要最小限のモノしか持たずに暮らす人たちのこと。
以前こちらでも記事を書いた「持たない暮らし」「買わない習慣」に通じる
ようだけど、今若者に広がる「ソレ」は極端にも「必要な物さえ持たない」
暮らしのようにも見える。

私もあまり買いだめはしない主義だけど、買いだめどころかあそこまで持
たないことに拘ると、突然病に倒れたときに困るだろうなと、老婆心なが
ら思ってしまった(笑)
彼らに言わせると「コンビニがあるから」「携帯があるから」だそう。

ミニマムも憧れるけれども、「誰かが助けてくれる」は、災害時など突然
ライフラインが止まってしまった時には機能しなくなる。
もっともこのような災害時には、携帯電話が重要な役割を担うし、ある程
度モノの少ない暮らしを心がけなければモノに押しつぶされて思わぬ被害
に遭うこともあり、不必要な物は「持たない」くらいは心がけねば。

では行ってきます☆
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