「伊香保まつり」で活動(初日)
管理者の手違いで、2日目の活動の方を先に掲載してしまいました。お詫びいたします。
9月18日(火)~20日(木)の3日間に渡る伊香保まつりで活動しました。18日は蘆花祭、19日・20日が伊香保祭りです。
県蚕糸技術センターから出発の4名と草津から参加の清水伝道師が伊香保の蘆花記念文学館の駐車場で落ち合いました。商工会のまつり本部に寄って挨拶をした後、チラシ類やノボリ・ポールを持って石段を上がります。伝道師の伊香保での活動は3年目になりますが、「伊香保の石段は急坂できついね」とつい口に出てしまいます。まつり本部に近い石段脇の警備本部のテントを昨年同様使わせていただきました。警備の警官は夕方から詰めるので昼は空いているのです。
一時は雨がいまにも降り出しそうな曇り空でしたが、幸い夕方5時までの活動中に一滴の雨もなく快適な活動日和でした。
ノボリ2本を立て、配布物は4資産紹介の基本チラシと「富岡製糸場創業140周年記念」リーフレット、クラフト用繭(ぐんまちゃん)、伊香保商工会から預かった「伊香保の情報パンフレット」をセットにして準備完了。
午後1時過ぎ位までは石段を通る人達もまばらです。伊香保まつりとは言っても平日ですから無理もありません。徳富蘆花を偲ぶ行事は蘆花記念文学館等で行われ、ここから離れています。
しかし、2時を回る頃からホテルのチェックインに向かうためか少しずつ人の姿も多くなります。3時からまつり本部前の石段街で湯くみ行列、分湯式、伊香保小の生徒による金管バンドの演奏等が始まる頃には大分客足も伸びてきました。
チラシ類を渡しながらチラシの中身の話をするととても良く話に乗ってきます。チラシを受け取らない人は100人に1人いるかどうかというところです。クラフト用繭は今日の分が300個なので、子どもや興味の有りそうな人に渡します。先月政府が「富岡製糸場と絹蚕業遺産群」をユネスコへ推薦することを正式に決めた情報は多くの人が知っていて「良かったですね。決定まで頑張ってください」、「今日泊まって明日行ってみる予定です」、「行ってきました」等うれしい言葉をかけてくれます。ただ、製糸場以外の3資産も候補になっていることを知っている人はとても少ないのが現状です。説明すると一様に驚きます。
伊香保はさすが全国区です。福岡や大阪、奈良等からも来ています。近くても神奈川、長野、東京、埼玉、千葉、栃木等・・はるばると良く来て下さいましたという言葉が自然に口をついて出ました。
家族連れ、ご夫婦、友人達、中学時代の同窓会、大学のサークルの仲間達がそぞろ歩いています。温泉に来てのんびりと開放的な気分になるせいか、皆さんの反応がとてもいいのです。夕方近くなると石段街に浴衣姿が行き交いだします。
活動は祭り提灯に明かりが灯り出す5時で上がり、初日用に用意した通常チラシ800枚、子供用200枚、「富岡製糸場創業140周年記念」リーフレット500枚、クラフト用繭300セットが全部配布し終わりました。
初日の参加者は日下部、諸井、清水政、篠田、井上雄の5人でした。
伝道師の皆さんは石段街の活動で体は疲れながらも、充足感とともに家路に着きました。
最後に、いつも飲み物等を用意して気遣って下さる伊香保商工会の皆さんに感謝いたします。
(Y.I 記)