富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

大宮カタクラバークで「上州座繰り体験と繭クラフト作り」を実施:世界遺産PR活動

2010年09月20日 16時22分27秒 | 世界遺産伝道師協会
 9月19日(日)、大宮カタクラバークで、午前11時から午後5時30分まで「上州座繰り体験と繭クラフト」によるPR活動を行なってきました。

 当日は、活動準備に遅れないよう少し早めに出発しことで、現地(大宮カタクラパーク)で、活動資材(上州座繰りと繭クラフト)」の到着を待っている。世界遺産推進課の職員1名と伝道師3名で、余裕をもった体験準備をすることができました。

 会場は、さいたま新都心駅を東口に下車し、徒歩で5分ほど行ったイトーヨーカドー大宮店。「お客様駐車場」から店内に入る広い通路に、繭クラフト体験、少し広まったところを上州座繰り体験場所とし、また、店内入口には、事前に世界遺産推進課から送られた伝道師協会のパネル(フェア開催中)が展示され、近くにはチラシも置いてありました。

 上州座繰り体験では、きれいな水に臭いが出ないよう少量の繭で、デモンストレーションが始まると、子どもや大人も珍しいそうに周囲に集まってきた。「子どもは皆、われ先にやりたがる。小学高学年は目を輝かせて作業に没頭する。大人は我が子の体験を携帯に撮る。そんな姿を見ると体験も活気づく」だが、大人は子供とは異なり進んで体験してくれない。足は止めてくれるが気恥ずかしいんだろう。でも、少数の人が上州座繰り体験をしてくれました。

 上州座繰り体験された方は全員で69名、子供たちは座繰りに巻きついた細くてキラキラする。幅広い帯状の生糸を切り取って、あげると本当にもらえるの「あげますよ」というと嬉しそうに持ち帰った。

 一方、繭クラフト(パンダ作り)では、思い思いのパンダを親子で楽しんでいた。
まだまだ、体験を望む客もいたが、時間となりイトーヨーカドー大宮店の責任者にお礼を申し上げ終わりにしました。これからも、上州座繰り体験や繭クラフトすれば世界遺産運動への関心が強くなると思う。また、室内では子ども大人も楽しんで参加できるような雰囲気も必要と思いました。
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「伊香保まつり」で"富岡製糸場と絹産業遺産群"の世界遺産伝道活動

2010年09月20日 10時22分24秒 | 世界遺産伝道師協会
 9月19日(日)、伊香保まつりで賑わう伊香保温泉で、伝道師5名(I.K、Y.I、K.K、M.S、M.M)により「富岡製糸場と絹産業遺産群」のPR活動を行ってきました。

 朝10時に蚕業技術センターに集合して2台の車に分乗し、伊香保温泉の活動場所に向かいました。伊香保町北群馬信用金庫の駐車場に車を置かせていただき、伊香保温泉のシンボルである石段の途中にある石段の湯の脇を活動拠点としました。

 しかし、駐車場所から活動場所までの約500mは坂道と石段のため、パンフレット等の荷物運びに代車が使えず手運びとなり、老体に鞭打って2往復してやっと運び上げることが出来ました。
 
 お天気も良かったため、全身汗だくになりながらの重労働でした。ノボリを立てたり準備をしてから活動拠点のすぐ前の食堂で昼食を摂ってお祭りに繰り出す人出に備えました。

 この伊香保まつりは、昨日(9/18日)から3日間開催されていますが、本日は例大祭で子どもみこしや伊香保神社の本みこしの渡御、おまつり広場での各種イベント、山車も繰り出すということで温泉街はお祭り一色に包まれ、大勢の観光客で石段街も終日、賑わっていました。

 そうした中、私たち伝道師は持ち込んだ三種のパンフレットと白・黄の繭セットを石段街を行き来する県内外の観光客に配布しながら、富岡製糸場と絹産業遺産群をPRしました。
 
 繭セットとパンフレットを一緒に渡すと殆どの方が受け取って下さり、3種類のパンフレットをセットにするのが間に合わないほどの忙しさで、休憩する暇もありませんでした。
夕方5時頃には、用意した3種類のパンフレット1200セット(全3600枚)と繭セットも全て配布し終わりました。

 後片付けをしてから折角なので、夕方6時から始まる子ども御輿を見ることにしました。この子ども御輿は、伊香保まつりの呼び物の一つで、樽みこしを祭りのハッピをまとった子供たちがみこしを担がずに腰で抱える独特な方法で急な石段を登って伊香保神社に奉納するというもので、石段街は大勢の観光客でごった返していました。

 夕闇も迫り暗くなったので帰路に着きましたが,予想していた以上にパンフの配布ができたので、忙しかった一日の疲れも吹き飛んだような気がしました。(町田睦 記)
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