富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

群馬DC全国販売促進会議で「富岡製糸場と絹産業遺産群」のPR活動

2010年09月09日 13時01分33秒 | 世界遺産伝道師協会
 9月8日(水)、グリンドーム前橋で開催された「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)全国販売促進会議」に伝道師5名と県世界遺産推進課職員3名が参加し、「富岡製糸場と絹産業遺産群」のPR活動を行いました。
 
 本日のPR対象者は、群馬県が招待した旅行エージェントや海外マスコミ関係者などで群馬の観光等について記事や広告、旅行ツアーなどを企画していただける担当者でした。
この「DC全国販売促進会議」は、来年7月から9月まで行われる国内最大の観光企画である「群馬DC」に向けて、国内外の観光宣伝担当者に群馬の豊富な観光資源を紹介しようと県、市町村、観光団体等が協力して開催されたものです。

 このため、ドーム内には大会議場の隣に各市町村や観光団体が広域エリア毎にブースを構え、温泉地の女将や観光キャンペーンガール、マスコット人形なども参加し、地域の名物が所狭しと並べられ宣伝紹介(チラシ配布・試食・試飲)されていました。招待者約500名ともてなす側約500名という大規模なキャンペーンで、巨大なドーム内も狭く感じるほど活気がみなぎっていました。

 こうした中、伝道師協会も世界遺産ブース前で招待者の人達に対して、白と黄の繭セットとチラシの配布や富岡製糸場の模型の説明を行いました。また、会議では5つの広域毎にプレゼンテーションが行われ、当協会は西毛地区のプレゼンの中で、富岡製糸場の世界遺産登録運動についてPRしました。

 プレゼンターには、本年度、伝道師になったばかりの吉田学(GTVのアナウンサー)さんがフランス人のポール・ブリュナに、富岡製糸場の境野解説員が工女にそれぞれ扮して、富岡製糸場の世界遺産に向けての説明をしました。 また、伝道師二人による上州座繰りの実演も行われ、台湾女性の飛び入り参加もあって珍しい上州座繰りによる糸挽き方法が注目を集めていました。

 会議が終了すると参加者がどっとブースに出て来たため、各ブースとも地域の観光地や特産物のPRを熱心に行っていました。そうした中、私たちのブース前に大沢知事や副知事、富岡市長、県議会議員も立ち寄り、創立当初の富岡製糸場模型を眺めながら熱心に説明を聞いていかれました。午後6時から招待者を対象にしたレセプションが始まったため伝道活動を終了し、後のPR活動は県職員にお願いして解散しました。

 今回のキャンペーンで富岡製糸場等絹産業遺産群が群馬の観光資源としてメディアに取り上げて頂ければと期待しながら家路につきました。(M.M 記)

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