5月12日&14日
ネパールの首都カトマンズで、5月14日の仏陀誕生日に第1回ブッダ・ピースマラソン大会に参加。
この大会を知ったのは、二日前。ボダナートという仏教の聖地に出掛け

、
3時間くらいふらふらしながら帰ろうとしたときに、
「ありがとうございました。また、いつか来ますね!」
とボダナート中心の仏塔に向かって言うと、
「またすぐに来なよ!」
と声がした。
振り返り、なびく旗の横に「第1回ブッダ・ピースマラソン」のポスターがあった。締め切り一時間前。
大会は明後日、スタート6時。私のフライトは13時30分。
うん、これなら多分間に合う(笑)
もうこれは出ろと言っているようなもの。
嘘のような話だが、私は2か月前の自分のメルマガで、出場予定のマラソン大会に
ピースマラソン 参加予定と書いていた。
この時は、私の中ではパレスチナーイスラエルを勝手に一人で大会と称して走ろうとしていた。
そうしたら、最後の最後で本当にピースマラソンがやってきた。
不思議というにはあまりにも出来すぎている必然。
テンションが一気に上がる。
エベレストBCで疲れ果てた身体に不思議な力がみなぎってくる!
どうすればいいレースができるか?
レースまで40時間。できることを出来る限りやっていこう!
日本食を食べたり、マッサージを受けたり、朝から坂道を走ったり、
柔道したり(関係ないか)・・・
レース当日、朝5時半集合にも関わらず、参加者が見当たらない。
5時45分くらいにやっと人が集まりだして、
6時スタートの予定が、
その時間から1人1人名前をスピーカーで呼んで、受付してゼッケンのお渡し(笑)
約200~300名くらいの受付に45分くらいかかり、スタート地点へ。
みんな異様な盛り上がりで、ハイテンション!
そして、道路は大混雑!
7時にスタート!
標高1350m、気温25度くらい、乾燥した中を走る。
私は5kmの部に出場したが、実質6km弱で登り坂が続くタフなレース。
どこがコースなのか、迷子にならないように必死で前のランナーの背中を追う。
給水所は、坂道を登り終えたゴールの1kmくらい前。
もうちょい前で給水してくれと心の中で突っ込みながら、
激しい胸の鼓動とともにゴール!!
ゴール後には、ネパールランナーや世界各国のジョガー、私のように旅中で大会を知った日本人ランナー達と労をねぎらいました。
結果は6位でしたが、ブッダ誕生日に記念すべき大会に出られて大満足!!
荷物は預けるとかないし、スタートとゴールも違うので、必要最低限の物をウエストポーチに入る。
何があるか分からない海外のレース。
いい意味で、フレキシブルで自由、
人によっては、雑で不自由。
どう捉えるかはその人次第!
日本のようにきっちりはしてないのも想定して、
「何が起きても、まあしょうがない。何とかしよう!」
くらいの精神があった方が楽しめそうかな(^-^)
その日の昼にネパール発の飛行機が迫ってましたが、
たまたまいたタクシー1台に乗り込み、ゲストハウスに戻って荷物をまとめてなんとか間に合い終わり良ければ全てよし(笑)
ギリギリに興奮する山口の海外初レース、6位入賞レース!!
ブッダさんありがとう^^