五輪真弓
高層ビルの群れが
砂漠の中の蜃気楼に見える
都会の朝
がらんとした空にひびきわたる鳥の声
忘れられた静けさが 今よみがえる
空 空 おまえが生きている
こんな日は 心も澄む
空 空 夢はまだ失くさないさ
雨があがった路 水たまりには
ゆれる街路樹よ 都会の朝
ぽつんとひとつぶ 名残り惜しむしずく
眠っていたざわめきが
今目をさます
空 空 おまえが生きている
こんな日は 心も澄む
空 空 愛はまだこの胸に
砂漠の中の蜃気楼に見える
都会の朝
がらんとした空にひびきわたる鳥の声
忘れられた静けさが 今よみがえる
空 空 おまえが生きている
こんな日は 心も澄む
空 空 夢はまだ失くさないさ
雨があがった路 水たまりには
ゆれる街路樹よ 都会の朝
ぽつんとひとつぶ 名残り惜しむしずく
眠っていたざわめきが
今目をさます
空 空 おまえが生きている
こんな日は 心も澄む
空 空 愛はまだこの胸に
「女心」とかけて、「秋の空」、と解きます。
その心は、どちらも、移り変わりやすいものです。
いわゆる、なぞかけ風に言えば、こんな感じになるのでしょうか。
しかし、「女心と秋の空 」という言い方は、いつもよく聞きますから、なぞといってもこのなぞは、あまた多くの名探偵が興味を示すことも、
その心は、どちらも、移り変わりやすいものです。
いわゆる、なぞかけ風に言えば、こんな感じになるのでしょうか。
しかし、「女心と秋の空 」という言い方は、いつもよく聞きますから、なぞといってもこのなぞは、あまた多くの名探偵が興味を示すことも、
耳目を集めるほどの目新しさもありません。
ところで、「女心と秋の空」という言い方は、いつもよく聞きますが、実はこの言い方は、男尊女卑の思想が強かった明治時代以前には、
ところで、「女心と秋の空」という言い方は、いつもよく聞きますが、実はこの言い方は、男尊女卑の思想が強かった明治時代以前には、
「男心と秋の空」といったそうです。
浮気は男の甲斐性なんて言葉が生きていた時代、あるいはもっと遡って通い婚なんて習俗があった時代には、変わりやすいのは男心というのも
浮気は男の甲斐性なんて言葉が生きていた時代、あるいはもっと遡って通い婚なんて習俗があった時代には、変わりやすいのは男心というのも
うなづけるのかもしれません。
いずれにしろ、「女心と秋の空」であれ、「男心と秋の空」であれ、「女心」と「男心」は変わっても、「秋の空」の方については、変わらないのは、
いずれにしろ、「女心と秋の空」であれ、「男心と秋の空」であれ、「女心」と「男心」は変わっても、「秋の空」の方については、変わらないのは、
「秋の空」が、やはり変わりやすいということが、いつまでも変わらないからということでしょうか、ややこしいけど。(笑)
ともかく、秋の季節は、「秋晴れ」とか、「天高く」とか、晴天のイメージがありますが、気象学的には、日本の上空を低気圧と高気圧が交互に通る時季のために、
ともかく、秋の季節は、「秋晴れ」とか、「天高く」とか、晴天のイメージがありますが、気象学的には、日本の上空を低気圧と高気圧が交互に通る時季のために、
秋の空が変わりやすいというのは事実ですよね。
もっとも、今の時代は「人の心と秋の空」かも知れません。(笑)
もっとも、今の時代は「人の心と秋の空」かも知れません。(笑)