山田真二 哀愁の街に霧が降る
日暮れが青い灯(ひ)つけてゆく
宵の十字路
泪色した 霧がきょうも降る
忘られぬ瞳よ
呼べど並木に消えて
ああ 哀愁の街に霧が降る
花売り娘の花束も
濡れる十字路
のこる香りに あまく思い出す
過ぎし日のあの夜は
カラーフィルムのコマか
ああ 哀愁の街に霧が降る
せつなく降る降る身も細る
霧の十字路
窓を漏れくる 唄もすすりなく
なつかしのブローチ
肌につめたく沁みて
ああ 哀愁の街に霧が降る
宵の十字路
泪色した 霧がきょうも降る
忘られぬ瞳よ
呼べど並木に消えて
ああ 哀愁の街に霧が降る
花売り娘の花束も
濡れる十字路
のこる香りに あまく思い出す
過ぎし日のあの夜は
カラーフィルムのコマか
ああ 哀愁の街に霧が降る
せつなく降る降る身も細る
霧の十字路
窓を漏れくる 唄もすすりなく
なつかしのブローチ
肌につめたく沁みて
ああ 哀愁の街に霧が降る
少年は、ラジオから流れてくる都会調ムード歌謡を聞きながら、霧降る街角で花を売っている少女や、テラスという場所でため息をついている銀座娘、
あれこれ想像していました。
それから数年して、少年は東京に出ましたが、花売り娘やテラスでため息をついている女性には一度も出会いませんでした。(笑)
それから数年して、少年は東京に出ましたが、花売り娘やテラスでため息をついている女性には一度も出会いませんでした。(笑)
少年は勿論、マスター。