古城の月

2023-07-29 03:00:45 | 小椋佳
小椋佳





ひとり 古城にたたずめば
時の流れの音がする
むかし詩を読む人がいて
哀れといった月の影
酒くみかわせ 若者よ
琴つまびけよ 乙女ごよ
古城は風と月ばかり

夢は砕けて夢と知り
愛は破れて愛と知り
時は流れて時と知り
友は別れて友と知る

花に見とれる日もあれば
松のそよぎに泣く時も
思いたどれば幾年の
姿が胸によみがえる
文読みかえせ 若者よ
恋抱きしめよ 乙女ごよ
古城は風と月ばかり

 古城は風と月ばかり




「貧しい人」とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ」

これは、南米ウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカ氏の言葉だそうです。

「清貧の思想」を地でいく彼の農園暮らしは、一切を捨てきったあとの心の充実を説く、・・・そう、西行,兼好,芭蕉 など,いわば世捨て人の風雅の暮しに

通じるものかも。

正反対を地でいってたのが、「
ビッグモーター兼重前社長親子」


限りなく金銭への欲を持ち、その維持のためには何でもやる。

夢は砕けて夢と知り

愛は破れて愛と知り

時は流れて時と知り

友は別れて友と知る

 
風雅の暮しを知らない哀しい人。
















































































































































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