山谷ブルース

2024-06-21 06:52:03 | フォーク&ニュー・ミュージック
八代亜紀


吉幾三




今日の仕事はつらかった
あとは焼酎をあおるだけ
どうせ どうせ山谷のドサずまい
ほかにやる事ありゃしねぇ

一人酒場で飲む酒に
かえらぬ昔がなつかしい
泣いて 泣いてみたってなんになる
今じゃ山谷がふるさとよ

工事終ればそれっきり
お払い箱のおれ達さ
いいさ いいさ山谷の立ちん坊
世間うらんで何になる

人は山谷を悪く言う
だけどおれ達いなくなりゃ
ビルも ビルも道路も出来ゃしねえ
誰も分かっちゃくれねぇか

だけどおれ達ゃ泣かないぜ
はたらくおれ達の世の中が
きっと きっと来るさそのうちに
その日にゃ泣こうぜ うれし泣き 





日本に於いて「フォークの神様」と言われた岡林信康ですが、その生い立ち、経歴・生き様そのものが、そう言わせるのかも知れません。

彼の代表曲と言うより、唯一のヒット曲がこの曲「山谷ブルース」。

歌詞の内容は、山谷の住人である日雇労働者が、独白する内容となっているわけですが、直接的なプロテストソングだと思います。

人は山谷を悪く言う
だけどおれ達いなくなりゃ
ビルも ビルも道路も出来ゃしねえ
誰も分かっちゃくれねぇか

今風にアレンジすると・・・

人は東京を悪く言う
だけど都民がいなくなりゃ
ビルも ビルも道路もありゃしねえ
誰か分かっちゃくれねぇか 

































































































































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