カントリーガール

2024-07-27 05:03:24 | 谷山浩子
谷山浩子




カントリーガール きみの目の中で 夕焼けが燃える
カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする

にぎやかな都会の景色は 変わる万華鏡
いつでもきみを驚かせる 七色プリズム
きみは おふるのスカート はじらうように
それでも瞳を輝かせて 街を歩いてたね

カントリーガール きみの目の中で 夕焼けが燃える
カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする
好きだよ!

とまどいがちのきみの視線が いつも追いかけるのは
長い煙草をきざにくわえた 若い男だった
そいつがある日 きみに手わたした 青い封筒
手紙の中に書かれていたのは こんなセリフだったね

カントリーガール きみの目の中で 夕焼けが燃える
カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする
好きだよ!

あいつがきみを捨てたのは たった七日目のこと
化粧のうまい おしゃれな娘に さっさとのりかえたのさ
きみは鏡に映った 自分の顔にむかって
あいつがくれた いつかの言葉を 泣きながらつぶやいてたね

カントリーガール きみの目の中で 夕焼けが燃える
カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする
好きだよ!

ぼくは初めから終わりまで きみを見ていた
真っ赤なルージュ そっとひいてみて すぐに拭き取ったのも
今すぐうしろをふり返れ ぼくはここにいるよ
ぼくが書いたあの手紙の言葉を もう一度きみに贈ろう

カントリーガール きみの目の中で 夕焼けが燃える
カントリーガール きみのほほえみは 草原のにおいがする
 好きだよ! 






谷山浩子さん、本名、中西浩子さん、1956年(昭和31年)8月29日、 東京都杉並区高円寺出身、神奈川県横浜市育ち。

乙女座のA型。

ひとりっ子。

お茶の水女子大学附属高等学校卒。

デビューは三回あったそうです。(笑)

まず、中学校時代から曲の持ち込みを始めて、ベイビーブラザーズ(後のフィンガー5)のB面曲に採用されたりして、1972年、

アルバム「静かでいいな~谷山浩子15の世界~」とシングル「銀河系はやっぱりまわってる」で一回目のデビューをしました。

その後、NHKの音楽番組「ステージ101」のレギュラーとなり、同期に太田裕美さんがいたそうです。

1974年(昭和49年)、第7回ポプコンつま恋本選で「お早ようございますの帽子屋さん」が入選し、翌年、二回目のデビューをしました。

その後、フォークシンガーのみなみらんぼうさんのバックミュージシャンとして全国を回っていたそうです。

そして、1977年(昭和52年)に、シングル「河のほとりに」、アルバム「ねこの森には帰れない」で、三回目のデビューをしました。


この曲「カントリーガール」は、谷山浩子さんの8作目のシングルですが、当時はまだCDではなく、レコードで、当時のシングルのEP盤の収録時間の

制約により、3番までしか収録されてなかったそうです。

もっとも収録されてなかったというよりは、当初は、4番は作られていなかったという話も。

というのも、歌詞だけ読めば、4番の「ぼく」の登場があまりに唐突で、1番から3番の若い男の存在と、4番の「ぼく」の存在が、ひとつの物語の流れとして

矛盾しているからです。

まあ、3番までのお話で終われば、救いようがない暗い歌で終わるため、そのお話を作った作者自身が、4番のお話で語り部の「ぼく」を登場させ、

救いの手を伸ばしたというのが常識的な解釈かも知れませんね。(笑)





































































































































































この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤いダウンパーカーぼくのと... | トップ | 吾亦紅 »
最新の画像もっと見る

谷山浩子」カテゴリの最新記事