今年の4月から来られた専務がうちの会社にもヤクルトさんに来てもらうようにしてくださって、数カ月前から毎日アロエヨーグルトを買うようになりました。
毎朝8時10分くらいに会社に着いて、掃除をして、8時30分には終わるので、そこから朝のヨーグルトタイムです。 Yさんとふたりでベンチに座って食べています。(始業は8時45分)
コーヒーを淹れにきたひとが、「お、きょうも食べてますね」とか「ちいさいふたりがならんでいると遠足みたいやな」とかいろいろ声をかけていきます。
おととい、別のメーカーのアロエヨーグルトを家で買って食べたところ、全然味が違っていて、「ヤクルトのアロエヨーグルトとは比較にならない」と言ったら、「食べてみたいから買ってきてよ」と言われたので、きのうは「家族の分も買うので3つください」と、3つ買ったのでした。
ところが、冷蔵庫に入れたまま帰ってしまって、せっかくカレーとヨーグルトは相性がいいと思っていたのに、きのうは食べられませんでした。
そしたら、今朝、Yさんが「ふじたさん、きのうヨーグルト忘れてたでしょ。家に帰って思い出したよ」と、覚えていてくれて。「そうなんですよー」
と話していました。
10時すぎにヤクルトさんがやってきて、「きょうは1個ください」というと、「きのうご家族いかがでした?」と訊かれてびっくりしました。「持って帰るの忘れちゃって、きょう食べます」「あー私もよく忘れるんです」
仕事とはいえ、そんなこともちゃんと覚えていてくれるんだな、とその感じのよさにほっこりしていると、休憩室でYさんが冷蔵庫にヨーグルトをしまいながら、「ヤクルトさん、おぼえていましたねぇ」「そうそう、私も感心していたところ」 やっぱりYさんも同じことを思っていたようです。
おかげで、きょうは大きな山盛りの仕事がきたのに、コツコツと集中して仕事がやれました。 途中で問い合わせや依頼の電話が入っても、ヤクルトさんを見習って、丁寧に対応できていたような気がします。
断る、とかできないことを伝える、というのはお互いの信頼がないと伝えにくいものですが、きょうはどうしてだめなのか、どういう場合だったらよかったのか、次に同じような案件があったらどう進めたらOKの可能性が高くなるのかを説明したら、「なるほど、もうちょっとはやく取り組んでたらよかったんやな。ちょっと考えてお客さんに説明しますわ」 とわかってもらえました。 そして、電話をきるときに、
「今年度は目標達成できそうなんですか。余計な心配かもしれへんけど」 と言ってくださって、 「なんとかクリアできるようにチームでがんばっているところです」というと、「そっか・・・ じゃあ1月中にあと数件案件あげますわ。 また相談に乗ってくださいね」 と、さわやかに電話は終わったのでした。
来週もハードになりそうだけれど、がんばろう。