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いつでも君のこと好きだったよ

神楽岡歌会・チャーミングチャーハン・塔忘年歌会

2016-12-17 23:03:09 | 日記

 きのうは神楽岡歌会でした。第131回。会場は久しぶりの京都教育文化センター。

 

 丸太町通りを市バスで東へ向かう途中、車窓から見た「チャーミング・チャーハン」の文字。 なんだ、あれは。 チャーミングなチャーハンってどういうチャーハンなんだろう。一度見たら忘れられない店名です。

 

 参加者は20名。 句またがりの話を中心に、歌の細部を読み込んでいく人、ぱっと一瞬で掬い取って評する人。それぞれでおもしろかったです。印象に残った言葉は「意外性がない」「計らいが見えない」「リズムの不安定感」「すこやかなリズム」「トリビアルすぎる」など。

 

 私が出した歌は

 

 ・バス停の屋根の中まで吹きつける細かい雨から庇ってもらう

 

 4票。すべて男性の票でした。 年に1回か2回しか票を入れてもらったことのない人の票が入って、「今日の詠草の中で一番よかった」とも言ってもらって驚きでした。ほかには「時雨の感じ」「小さなリア充」「口語のよさ」など。

 

 きのうの会場は21時を多少すぎても許される会場だったので、作者名発表は紙をまわすのではなく、ひとりずつフルネームでお名前を読み上げていきました。心を込めて。最後にすてきな時間がとれてよかったです。

 

 歌会終了後はこれも久しぶりの居酒屋寺子屋へ。 隣に座ったSさんが、チャーミングチャーハンをこのあいだ食べた、という話を偶然に話し出したり、かばんからおもむろに「塔」の11月号と12月号をとりだしてきたり。 びっくりでした。 塔以外のひとがあんなに重い結社誌を2冊も持ち歩いているなんて。 それから遠いチームの5名で電車に乗って帰りました。 最後まで笑っていて、なにがあんなにおもしろかったのかな。 やっぱりすてきな会です。

 

 きょうは塔の忘年歌会&忘年会。 参加者歌会57名。 忘年会51名。すごいパワーです。 きょうの歌会の歌は

 

 ・粗相して立ち尽くしている子のように散り終えしのちの銀杏樹は見ゆ

 

 「比喩はよい」「見ゆはいらない」「立ち尽くす、という言葉のなかに<いる>というニュアンスが含まれているのでもう少し整理できる」「尽くしての<て>は不要」などいろいろアドバイスをもらいました。 ちょっと考えて月詠草用に手直しします。

 

 忘年歌会は久しぶりのひと、初めて会う人とわいわい。 帰り際に永田先生に握手を求めておられる人が何人かおられて、私とYちゃんもどさくさに紛れて握手してもらいました。 やったー。なかなかこういう機会はないですからね。

 

 そのあとの二次会にも行こうと思っていましたが、お店の前で並んでいるうちに足がふらついてきたので帰りました。 きょうの会計をまとめてこれから月詠草を作ります。

 

 

コメント
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