年末で職場が慌しくなっているなか、平行して大型ごみの日でいらないパイプ椅子を出したり、書類整理をして倉庫へ移動したり、いつもとは違うこともしています。
K課長が私とYさんの周辺をうろうろして、「ファイルないかな。紙じゃないタイプがええんやけど」というので、コピー室に見に行ったら、誰かがいらなくなったファイルを置いていたので、拾って「これでどうですか」と持っていったら、「ああ、ちょうどええな」ということで、お払い箱になりかけていたファイルが再び役に立つことになりました。
しばらくすると、またK課長がやってきて、「こういうのないかな」といいながら、ファイルのなかに書類をパンチせずに収納できるクリアポケットをぴらぴらさせて私たちに見せました。
私が、「ああ、ポッケですね」
本当の名称はたぶんクリアポケットとかクリアフォルダーとかいうものだと思うのですが、私とYさんのあいだでは「ポッケ」と呼んでいるのでした。
よく使うのでYさんの机のまえのボックスに新しいのが立ててあります。
K課長「ポッケっていうん。 正式な名前知らんかったわ」
私 「はい、私たちの間ではポッケといえば通りますから、これからはポッケと呼んでください」
K課長「ポッケね。3枚くらいちょうだい」
私とYさんがポッケと呼んでいるときは普通なのに、課長が呼ぶとなんか違和感があって可笑しい。
ポッケはニックネームってこと、たぶん気が付いてないと思います。