ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

隙間の草花

2016-05-23 23:46:37 | 日記

 鳥が運んできた種とか、風で飛んできた種が、ウチの煉瓦塀(煉瓦ふうの塀)とアスファルトの歩道の境界の細い細い土に根をおろし、気がつくとなんだか賑やかになってきています。

 

 いま私にこまめに草ひきをする時間がないことが、彼らにはラッキーだったようで、ピンクのサルビア、ブルースター、野葡萄、南京黄櫨のような葉っぱのもの、あとは名前のわからないような木の子供のようなのが伸びてきています。

 

 そのなかで野葡萄はどんどん育ってほしいので、蔓が柵にからまっていくように誘導しているのですが、すぐに自分の好きなように歩道側に伸びていくので、ときどき先っぽが踏まれていたり、踏まれたところから枯れてしまったりしています。

 

 だから、歩道側にのびないようにと思っているのになぁ。

 

 でも、野葡萄のすごいところは、茎から細いくるくるの髭のようなものを伸ばし、あたりの植物の細い茎や葉っぱにしがみつきながら、諦めずに進むところです。

 

 のばしていた先が踏まれても枯れても、別の手段と方向を見つけて、私のいうことなんてぜんぜんきかないで、自由に伸びていく。 塀に垂直に伸びたり、平行に伸びたり、そのときの気分のようにも見えますが、少しでも生きやすいところを模索して大きくなっていく姿に、なんだか勇気づけられ、生きる道はたくさんあるんですよ、って教えられているような気がします。

 

 あしたはお休みなので、早起きして隙間の草花の手入れをしてから出掛けましょう。

 

 

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hot spot

2016-05-22 22:38:02 | 日記

  きょうは暑い一日でした。

 

 永田邸で午後から割付再校作業。 岩倉は山に近いので涼しい感じがするのですが、きょうは暑かったです。

 

 国際会館駅に早めについて、2番目に来られたTさんとコンビニの椅子に座って話しこんでいるうちに、他の方たちがタクシーに乗っていってしまって、あわててあとから追いかけました。 でも、合計5人だったので1台では無理だったんですけど。

 

 永田邸に着くと、草刈機の音が聞こえて、お庭の草がかなり刈られていました。 え、永田先生がんばりすぎじゃないのかなと思っていたら、業者の人でした。 びっくりした・・・・

 

 「あのシルバー人材の人、オレより年上なんだぜ。 申し訳ない」 と永田先生が仰っていましたが、いやぁ、先生より年下じゃあシルバー人材にそもそもならないんじゃ・・・と思っていたのでした。

 

 お孫さんのAちゃんも来ていて、Aちゃんの行く場所は花畑ができるようにぱっと明るくなっていました。 いいなぁ。 小さい子。

 

 あそこで遊んでいた子供たちはつぎつぎ成人していっています。 だけど、風景はそんなに変わっていなくて、長谷八幡の鳥居の近くにはまだ田んぼがあるし、畑もあるし。 永遠のhot spot であってほしいなと思います。

 

 

 

 

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なんのために短歌を作るのか

2016-05-21 23:41:41 | 日記

 きのうは神楽岡歌会、きょうは午前中は塔の企画会議、午後は旧月歌会でした。

 

 最近、なんのために短歌を作るのかなということをよく考えます。

 

 社会の役に立つため、ではないし。 なにかと闘うためでもない。

 

 人工知能がすぐれた歌を作れるようになったとして、その歌に負けたくない、ということもない。

 

 そもそも勝敗をつけるものでもないし、誰かの歌と比較するものでもない、と思います。

 

 歌会に行って、この歌いいなぁと思う歌に出会ったときや、思っても見ないような言葉を用いて批評されたとき、続けてきよかったと思うし、あと少しだけ続けてみようかなって思います。

 

 きのうの神楽岡歌会に出した歌

 

 ・繰り返し繰り返しされる報道の隙間に雀の雛が落ちていた

 

 きょうの旧月歌会に出した歌

 

 ・巻貝の渦を辿っているうちにやわらかく細くなってしまった

 

 雀の歌に頂いた評のなかで、私がこの歌を作った原点のようなものを提示されて、ああ、そういうことを私は思っていたんだなと、気づかされました。  巻貝の歌は、おととい会社の帰りに電車を待っていたときにじわ~と涙が湧いてきて、そのとき思ったことをそのまま歌にしたもので、不完全だし、説明がつかないし、いろいろ歌会では批評されるだろうなと思ったけれど、ほんとうのそのときの気持ちだったので、そのまま出しました。

 

 意味がとれないという意見、自分の体験にあてはめて読もうとする意見がでたあと、「この歌は解釈せずにそのまま読めばいいんですよ」という批評があって、そのままって読めるのかなと思ったけれど、そのあと、「このままでしょう」という意見があったので、33人中の少なくとも数人には「そのまま読めた」ということがわかったのでした。

 

 人工知能が人間よりも「いい歌」が作れる日がきても、だから歌は作らないということにはならない。

 

 自分の人生の先に死があるから生きない、ということはなく、死ぬ日まで生きるんだから。 やわらかくなっても細くなっても。

 

 

 

 

 

 

 

 

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SPテーマ曲にのって

2016-05-19 22:14:41 | 日記

 このあいだお休みしたヨガの道具をロッカーに置いたままにしてあって。

 

 週末に持って帰るのもなぁと思いつつ、お昼休みもあと5分で終わろうかというときになって、向かいの席のYさんに相談したら、

 

 「きょう行ったら? 着替えあるんでしょ?」

 「え、でも、水着にきがえる時間ないし」

 「あと5分あるじゃない、すぐに着替えたらまにあうよ」

 

 こういうとき、決断力のあるひとが近くにいると心強いです。 よし、きょうはヨガにいくぞ、と思って5分で着替えて午後の仕事は脳内でSPのテーマ曲を無限ループで流し、集中して仕事をしました。

 

 マーカーをひくときは、仕事人になったつもりで、生まれながらのマーカー引き職人となって、フリーハンドでひけるところは引き、定規を使うときは仕掛人の道具的に定規を使い、じゃんじゃん書類を作っていきました。 手裏剣を投げるいきおいで紙をめくりながらチェックをし、電話の応対をしながらメールの返事を書き、背中にはめらめらと話しかけられないような炎を纏い、目指すは定時帰り。

 

 お水を買うのを忘れていたので、定時にタイムカードを押したあと、階段で2階まで降りて自動販売機でお水を買い、そのまま下へおりて西大路通りを横断したら、10秒後にバスがきました。いつもながらのぎりぎりです。 ヨガに行ってすっきり。

 

 帰り際にYさんが、「来週、残業するでしょ?」ときいてきたのですが、「時間内に終わらせます!」と言い切りました。 来週は火曜日と金曜日を休みにしているので、当然1日は残業と思われていたのでしょう。 5月は提出締め切りの10日まで、平日が3日しかなかったけど、6月は8日あるんだもの。 絶対間に合わせます。

 

 あしたもこの調子で脳内にSPのテーマ曲を流してがんばります。

 

 

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段取り

2016-05-18 23:51:41 | 日記

 きょうの午後、同じ課のとなりのチームからの応援要請があって、発送作業の手伝いをしました。

 

 となりのチームは一年で一番忙しい日に指令するべき3人のうち2人がお休み、課長も代休、課員の若い男性は外回り、で、残ったのは指令者1人、女性2人の3人のみ。 

 

 「16時までに終わらないわ!」 という訴えに、部長も手伝い、私も声をかけられたのでした。

 

 全体が見えているのは指令者Kさんだけなのに、それがみんなにうまく伝わっていなくて、きのうファイルの在庫がないことが判明して女性のKさんがわざわざ買いに行ったのに、買ってきたファイルは厚みが薄すぎて入らないことが判明。 それで、厚紙を切ったりしてにわかの表紙を手作り。 今朝になってヤマトの送り状も数が足りないことがわかって、あわてて持って来てもらったり。

 

 うーん。 段取りが・・・

 

 お昼休みに指令者Kさんが

 「どうもこういう作業が苦手で。 段取りがうまくできない質なんですよ」 と言って、それを聞いていたうちのチームのH主任が、

 「仕事ちゅうのは8割が段取りでっせ」 とすかさずつっこんだのをもっともだと思ってきいていました。

 

 自分だけの仕事なら、自分のペースで残業したりしてやりくりできますが、集配の時間とか、手伝う人のことを考えたり、チームでやるときはそれなりの気遣いというものが必要です。

 

 大量のコピーした紙を作業のため会議室に運ぶときも、大きい山と小さい山があって、指令者Kさんが小さい山を持っていこうとするので、

 

 「ちょーっと待った! 私、小さいほうの山を運びますから、Kさんは大きいほうのを運んでください」 というと、

 「あ、そっか。 そういう気遣いがたらんねんなあ」

 「そういうこと!」 自分のほうが手伝ってもらっているという立場を考えてくださいよ。

 

 どうにか集配に間に合いました。 よかったですね、って喜んでいると、女性のKさんが気をつかって冷たい飲み物を紙コップにいれて持って来てくれました。

 

 そういうことも大事ですよね。

 

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