ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

藤色の空

2016-05-17 20:29:30 | 日記

 きょうは仕事帰りにヨガへ行く日。

 

 準備もしていったのですが、なんとなく午前中調子がよくなくて、熱っぽかったので、ヨガはやめたほうがいいなと思っていました。

 

 お昼になって、木の葉丼のおいしいお店に行こうと思ってバッグを開けたら、財布が入っていない・・・・ えーー。

 

 同僚のYさんにお金を借りて、木の葉丼を食べました。 ヨガの会員証もないので、やっぱりきょうはやめといたほうがいいよっていう神様からのお告げだと思って、午後はおとなしく仕事をし、(ヨガのある日は120%のスピードでやって早めに終わりの準備に向かう) 普通に終わって、いつもの電車に乗りました。

 

 届いたばかりの塔の5月号を読んでいたのですが、なんだか呼ばれたような気がして窓のそとを見ると、ちょうどダイアナの家のあたりを通過中。 空がぱあっと広がる場所で、東の空が水色、藤色、桃色の美しい布のような透明の膜をかけたように目の前にありました。 雲がちょうどいい感じで横たわっていて、きれいだなぁとしばらくぼんやり見ていました。

 

 そのとき、ふと思ったのです。

 

 財布を忘れたのも、ヨガをお休みしたのも、この空を見るためだったのかなぁ。 この絶妙なタイミングが私の人生に用意されていたことに感謝したのでした。

 

 おばあちゃん、たかちゃん、ありがとう。

 

 

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雨が降っています

2016-05-16 21:02:57 | 日記

 今朝はあんなに晴れていたのに、天気予報のいったとおり、お昼ごろから雨になりました。

 

 いまも結構降っています。

 

 心配なのは家の前の避難所の看板に巣を作っている雀のこと。

 

 看板の支柱の曲がったとこらへんに毎年巣を作るのですが、ひと春に何羽か、雛が巣から落ちて死んでしまうのです。

 

 あそこに巣を作るのは危険だと毎年思うのに、雀に伝えることもできず。

 

 このあいだもちいさな雛が落ちて死んでいました。 その前の週にはもっと小さい雛が落ちていたのを見た、と家族が言っていました。

 

 朝、玄関の戸をあけるのにどきどきします。 夜、街灯の明かりにうすぼんやりと照らされているのが枯葉か雀か、ほんとうに凝視できず、かといって放置もできず、家族に見に行ってもらったり、気になるなら自分で見て来たら、と言われたりして困ります。 

 

 雨が降ると気温がぐっと下がって、支柱の中は冷たいだろうにと思います。

 

 早く無事にみんなが巣立つといいなぁ。

 

 

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葵祭&京都サイクリング

2016-05-15 23:40:50 | 日記

 きょうは葵祭に行きました。

 

 9時に出町柳駅前で自転車を借りて、おそるおそるスタート。 まぁ、なんとか乗れました。 9時半くらいには御所に到着し、行列を待ち、様子がよくわからないなりに、常連ふうの人たちの会話に聞き耳を立て、「ここで待ってたら、とりあえず全部見られる」という情報をキャッチ。 

 

 斎王代列はなかなかやってきません。 もしかして、すでに通ったあとなのかな、と思いながらしぶとく待っていると、ひときわきらびやかな一団が見えて、ちょうど私たちがいた目の前で止まりました。 緊張した面持ちの息子もいました。 前列右側。 リーダーは「つぎ、右へ曲がります」とか「はい、止まります」とか「段差あります」など、声かけをする役目があるそうです。

 

 斎王代列が通過したあと、止めていた自転車にふたたび乗って、定食屋さんへ行きました。 私は月見うどんを食べました。 それからまた自転車に乗って、下賀茂神社へ向かいました。 下賀茂神社はすでに多くの人で賑わっていました。 こんなに広いんじゃ、会えないかな、と思っていたら、息子から電話があって、休憩時間だからいっしょに写真が撮れるよという。 せっかくだから記念に撮ろうということで、落ち合って、あい橋の上で撮影していると、かわいいカップルとか、外国人観光客が次々に「一緒に撮って」といってきてくれて、気が付くと私たちはシャッターを押す係の人のようになっていました。

 

 そうこうしているうちに休憩時間が終わったので、今度は上賀茂神社へ移動。 交通規制が敷かれた加茂街道を自転車ですいすい走るのは気持ちがよかったです。 それから賀茂川沿いの草の上に座って、1時間くらい行列が来るのを待ちました。 持っていった小説がずいぶん読めました。 川の音がして、周囲は緑がいっぱいで、いい時間だなぁと思いました。

 

 斎王代列がやってきて、写真を撮り、人が大勢上賀茂神社へ移動を始めたので、自転車は危いと判断して、そのまま神社へは行かずに、出町柳へ戻りました。 自転車を返して、市バスに乗って四条河原町へ。 高島屋で買い物をして、台湾小籠包のお店鼎泰豊でささやかなおつかれ会をして帰りました。

 

 天気もよくて、気持ちのいい日でした。

 

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葵祭前夜

2016-05-14 23:32:51 | 日記

 あしたは葵祭。

 

 京都に来て27年になるのに、京都三大祭のうち、祇園祭しか行ったことがありません。 あしたは初めて葵祭を見に行きます。

 

 先日の賀茂競馬も想像していた以上によかったので、楽しみです。

 

 10時30分に御所を出発して、11時40分に下賀茂神社、休憩をはさんで14時20分に下賀茂神社出発、15時30分に上賀茂神社到着、という行程。

 

 レンタサイクルで追いかける予定です。 本当にひさしぶりの自転車なので、ちゃんと乗れるか心配です。

 

 息子が行列に参加するので、平安装束を写真に撮れたらいいなと思っています。

 

 

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雨が降るたびに踊る小さな人 吉野裕之 うた新聞5月号より

2016-05-12 22:31:26 | 日記

 午後7時。 城陽駅で降りて、バス停でバスを待っていると、空があまりにもきれいで。

 

 まるで知らない国のちいさな空港に降り立ったような気がして、思わず写真に撮りました。

 

 さっきまで電車の中で読んでいた、うた新聞5月号。 その「皐月作品集」のなかに惹かれた歌がありました。 

 

 ・祖母がいた頃の庭には雨が降るたびに小さな人が踊った (「きらきら」吉野裕之)

 

 ところどころ句またがりになっていて、ぱっと読んだときにはぶっきらぼうな感さえする歌ですが、雨が降るたびに庭で踊る小さな人ってなんだろう、と思った瞬間、ああ、雨が地面に跳ねるあの動きのことだろうかと思いました。 いい歌だな。

 

 庭が土だったとか、そういう具体的なことより、自分が子供だったころは雨の跳ねるようすさえ、小さい人が踊っているように思えた、そんなふうに見えていた世界が愛おしく懐かしく、遠い。

 

 息子がまだ小さかったころ、窓からとなりの屋根の瓦に落ちてくる雨をみていて、

 

 「雨は屋根に会いたかったんやね、あんなに喜んでるよ」 とつぶやいたとき、子供っていいなぁと本当に羨ましく思ったことを思い出しました。

 

 きっちり場面や情景を切り取って正確に伝わる歌もいいと思うけれど、やっぱり私は読んだ人がイメージを広げて楽しめる歌が好きだなぁと思ったのでした。

 

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