ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

大人な夜

2016-05-11 23:38:22 | 日記

 きのうはヨガの日。 仕事を終えてバスに乗りました。 雨の日は普段バスに乗っていない人がいるので、降りる間際に小銭をさがしたり、乗客の数も多かったりで、遅れがち。

 

 いつもは5分前の17時55分にスタジオに入りますが、きのうは18時1分に入りました。 すでにはじまっていました。 インストラクターが代理の人で、お水を飲むタイミングがあわなくて、かなりきつかったです。 

 

 でも、たっぷり汗をかいて、シャワーをするとすっきりします。 家族の帰りが遅いので、あわてて帰らなくていいって自由だなぁと思いながら、バスを待ちました。 お化粧もおとしてからまたメイクするのが面倒だったので、口紅だけをぬって。 夜だし誰にも会わないからいいか。

 

 京都駅に着くと20時5分でした。 いつもの快速は20時6分発。 あきらめて地下を歩いていると、おにぎりやさんがありました。 おなかがぺこぺこだったので、おにぎりを買うことにしました。 おにぎりの専門店だと思っていたら、おにぎり弁当に加えて、お茶づけもメニューにあって、店内を覗くとお客さんがおにぎりを食べているのが見えました。

 

 私「あの、お店のなかで食べてもいいんですか」

 お店の人「どうぞ。 それではお席までお持ちしますね」

 

 案内されて席につくと、結構ひとりで食べているひとがいました。 おにぎりに合うおかずも追加注文できるようになっています。 へぇ、こんなお店だったんだな。

 

 運ばれてきたおにぎり弁当を食べながら、仕事帰りにヨガいってひとりでおにぎり弁当をお店で食べるって、大人だなぁとしみじみしました。 これはOL時代に憧れていた暮らしではないの。 OL時代は誰かとご飯を食べて帰ることはあっても、ひとりで外食なんて一度もなかったし、料理教室やパッチワークなどの習い事に帰りに行くことはあっても、友達と一緒だったから、ひとりで、というのは大人だなと思っていたのでした。

 

 あれからずいぶん時間が経って、「帰ってご飯しないといけない」とか「息子が帰って来るから塾の迎えにいかないといけない」という、義務的な時間のしばりがなくなって、しかも、仕事の帰りだから、わざわざ出かけているわけでもない、という状況は人生のなかでも稀な時間ではないのか、と考えると、せっかくだから楽しもう、と思えてくるのでした。

 

 次の快速は20時36分。 おにぎりやさんを出て、本屋で立ち読みして、そろそろホームへあがろうと歩いていると、

 

 「ふじたさんじゃないですか!」 と声をかけられました。 京都はこれがあるんです。 大阪だと絶対ない。 仕事関係の女性Nさんでした。

 

 私「あーどうも・・・」

 Nさん「こんな時間まで残業ですか?」

 私「いえ、ヨガにいっておにぎり弁当を食べた帰りです」 ←すなおに言う

 Nさん「へぇ、ヨガに行ってるんですか」

 私「すっぴんのままなので、知り合いに会わないようにって思ってたんですけど」

 Nさん「え、ぜんぜん大丈夫ですよ、いつもといっしょです」 (いつもといっしょって、まゆげも書いてないのに?)

 

 それで、宇治までいっしょの電車で帰りました。 大人な夜とかいって調子に乗っていると、こういう結果になるのでした。 とほほ。

 

 

 

 

コメント
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