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いつでも君のこと好きだったよ

第80回高槻ランチ歌会、遠くで思っているひとへ

2019-09-10 20:36:15 | 日記

 きょうは第80回高槻ランチ歌会でした。

 

 ふたりがおやすみできょうは4人。高槻駅で待ち合わせしていると、このあいだめくるめく短歌☆イベントにもきてくれたHちゃんがやってきて、すてきな会場と雰囲気ですごく楽しみました、と言ってくれてああよかったなぁと思う。それからH2ちゃんとEちゃんもやってきて、いつものランチ歌会会場へ向かう。

 

 あの日、行きたかったんですよ。どうでしたか、などときいてくれる。

 

 そしてわたしはいままで何度も思い出して心の中で反芻してきた言葉を思い出す。

 

 それは30年前のマウイ島での結婚式で、牧師さんがお祝いの言葉をくださったときのこと。参列者は親戚が10名くらいと友達が10名くらいの小さな式で、古い教会で。

 

 「あなたがたがふたりの出発の地をここマウイを選んだこと。そして、ここに祝福のために集まってくださった方々に感謝しましょう。それから、ここには来られなかったけれど、遠く日本の地でこの日を覚えていて祝福してくださっている方々のことも忘れてはいけません。その方々にも感謝しましょう。おふたりの幸せが水の波紋のように少しずつ周囲にひろがっていくようなおふたりでいてください」

 

 そうだなぁ。日本で挙式をしたらもっとたくさん来てもらえたのにな、と思いました。

 

 イベントをするとき。どうしても都合がつかなくていけないことがある。全国大会だって文フリだって批評会だって同窓会も。だけど、ああ、いまごろやってるだろうなぁ、どんな感じなんだろうなぁ、たくさん人が集まったかなぁと考える。

 

 だから、私はもちろん来てくれた人にはとてもありがたいし嬉しいって思うけれど、来れなくても、どうだった?とかいまごろやってるだろうなって思ってたよ、というひとにも感謝したいと思う。

 

 河野裕子さんも塔の編集後記に書いておられたな。全国大会に都合がつかなくて来られなかった人も、ありがとう、みたいなことを。数字にはカウントされないけれど、そういう思いに感謝して、誌面でちゃんと書く、ということがみんなの安心につながっていたような気がする。何人参加者があって何社の新聞に掲載されて、というよりも大事なことに思う。

 

 私もいてもいいんだな、ということを参加できなかったほうの会員にむけて思いやっておられたなぁと、そういうこともイベントを終えて思い出したのだった。

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