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このあいだ、鴻巣山の桜見台で、はらはら落ちてくる葉っぱを眺めながら考えていた。葉が枝とくっついていた茎(?)に力がなくなって枝を離れるのか、枝のほうがくすぐったくなって葉を離してしまうのか。どっちもかな。
そう思うと、夥しい数の落葉で埋め尽くされた山道は、別れの降り積もった道だ。
別れの降り積もった道は冬を越え、春を迎えると、また普通の山道になる。
そして、その新しい春の山道をたくさんの人が登ってくる。 私もそのなかのひとりになるだろう。
桜見台から満開の桜を眺め、桜の谷を見下ろし、風に舞う花びらを見上げる。 桜の別れは積もらずに、流れて、消える。
明日は晴れるだろうか。
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