ハゴロモジャスミンが満開に近くなってきて、喉がいたくなるほどの甘い匂いに充ちています。
今朝、水遣りをしようと思ったら、カナブンが3匹、ハゴロモジャスミンの蜜を吸いにきていました。 朝ごはん中。 蜜を吸うだけならいいんだけれど、彼らはギザギザの足で花を引き裂きながら花から花へ進むので、花が紐のようになってしまいます。 毎年のことなんですけど。
「また来たなー」 と、火ばさみでちょんちょんとつつくと、あわてて3匹とも逃げていきました。 たぶんまたやってくるだろうけど。
通りかかった散歩中のおじさんが、「たいへんやな」とポツリとつぶやいていきました。 そうなんですよ。 この時期はカナブンと闘うのです。 薬を撒くという方法もあるけれど、花が傷みそうだし、カナブンもちょっとかわいそうだし、いまのところ、火ばさみで追い払っているのです。
チューリップのプランター。 最後の2つ。 ぐいぐいと抜きました。 急に暑くなるので、花の入れ替わりが激しいです。
暑いのが好きなナスタチウムやゼラニウムはどんどん元気になって、昼咲き月見草もつぎつぎと蕾をつけています。 ハナミズキは花を落とし始め、ビオラは終わりかけ。 4つの鉢になんとか咲いていますが、もう来週には抜かないと。
10時半になったので、義父母と買い物へ行き、きのうの疲れがどどっときて、午後は寝ていました。
前川佐美雄を少し読んで、元気をだして、これから夕ごはんです。 それにしても前川佐美雄はおもしろい。 こんなふうに自由に短歌を作ってもいいんだな、と勇気が湧いてきます。
温かい野菜スープみたいに、身体の中にそうっと流しいれると、そこから沁み渡り、指の先にまで力が届く、という感じです。