先日からペットボトル二胡作成に取り掛かることにしたのだが、手元に現物がないし弾き方も全く分からん。
しょうがないのでYoutubeであれこれ視聴して、自分なりの設計図というか図面を書いてみる。
書けば書くほど詳細が全く分かっていないことに気づかされる。
弦をどうやって束ねて弓に止めるのか、長さ調節はどうやってるのか、どうやって2本のピアノ線の中に入れるのか
全然分かってない。
おまけにネットでは細かい自作の記事がほとんどない。
一回でも現物見てればなあ・・・
探した挙句、修理をやっている人のサイトにやっとたどり着いた。
続いてペットボトル二胡の唯一の情報元であるYoutube動画をじっくり眺める。
ペットに穴をあけてブッ差す方式はダメポイ。ペットがブレて安定しないので弦当たり角度が変化するはず。
①よく見ると厚さ30mmぐらいのドーナッツ状板にペットをはめ込んでいる。
どうやって穴をくり抜けばいいんだ?
ホールソーは60mmまで。自在錐なるものが存在するが扱いは難しいし4000円程度はする。
ルータで穴が開けられるという記事はあるが・・・よくわからない
②その上に棹を立てている。
ほぞ組で立てないと強度やらネジやら課題が多い。
③ペットの底は凸凹だがどうやって駒を安定させて置くのか
動画ではよくわからない。
何はともあれ、500ccペットの直径66mmをピッタリはめ込む大穴をあけねば話にならん。
ペットをあきらめ竹で作ればいいのだが、それではつまらんし。
段ボールで66mmと67mmの穴をあけたガイドを作成(頂き物のコンパスカッター)
1*4材の端材3個に67mmのガイドで丸を書き、糸鋸を通す穴を空けてコーナンへ出発
電動糸鋸は無料で貸してくれたのだが、店員さんに聞いても鋸の外し方が判らない。
接触不良とかもあって暫くすったもんだして、ようやく動作した。
①アーム根元にあるノブを緩めると、アーム先端内部のノコ元が下げられるようになるので、刃を引っ掛けていたフックが外れる。
②円座を水平固定するノブを回し、台を傾けられるようにし、更に本体ごと横倒しにして、
底側ノコT字型ストッパをセットする。(慣れれば横倒しは不要だが目が見えないし・・・)
③台の水平を忘れず確実に定めて固定
④電源を入れるときは、速度は最低にセット
半分ぐらいの出力がやりやすい。
木の目に沿う場合は軽いが、逆らう場合は勝手な方向に行きがち
自然に軽く押す感じかな。強く押すと木目に引きずられたりノコがたわんで脱線しやすい。
3枚目でやっとまともに切れだした。あと2枚ぐらい練習すれば熟練職人になれてたかも。
木のパズル作る人はすんごいなあ・・などと感動しつつ作業を完了
無料で貸してもらえるのはありがたいですね。
隣ではスライド丸鋸で材をカットしてた。素人が直角出すのは結局機材なんよ。
会場はきれいに掃除したのだが、細かいトノ粉が全身に付着。次回から作業服で参ります。
凸凹な円で情けない出来上がりだが、その方が自由度が高く、ペットも固定できる。
今日んとこはこれ位にしといちゃろう!
一緒に自在錐やルータを見てきたがこれは別記事で書く。
結局、厚手の材に対する小型穴開け作業は電動糸鋸が最善の選択肢だったようだ。
昨晩の睡眠障害で体調悪し・・・
ちょっと思ったが、一番小さいM5Atomを内蔵させスペクトログラム解析で光らせるのもいいかな?