昨晩から国土地理院電子マップやGoogleEarth上でGPSログを元に走行軌跡を表示させようとお勉強しています。
GPSが吐き出すログは「NMEA」という形式ですがGoogleEarth上で使うには「KML」形式に変換します。
地図上にて時系列でマークを移動させる方法をググる。
タグを使うらしいとまではわかったが、イマイチスッキリ整理できない。
で、話題のchatGPTを頼ってみました。
質問:KMLフォーマットを使ってGoogleMap上に移動軌跡を時系列で表示させるXMLの例を表示して
1行ずつ非常にゆっくりとソースコードを2/3程度まで提示した段階で応答が無くなった。
やむを得ず打ち切りを指令するも以降の質問はエラーで動かない。
多少参考にはなったが、まだまだのようです。
質問方法を変えてみました。
まず簡単な質問を投げかけて、そこから欲しい情報へAIを導く手法
二回目の質問「googleEarth上の ”スライダー” 操作によって ”位置マーカー” が移動するのですか?」
については、GoogleEarthで使っている用語ではない可能性もあるのですが、ちゃんと趣旨を理解して回答しています。
素晴らしい!
質問者側にも「基礎的な知識が無いと利用できない」ということですね。
「プロンプトエンジニア」という職種はまだ暫くは生き残れそうです。
----以下は対話の様子------
【質問】:KMLフォーマットの<TimeSpan>タグの動作を教えて
【回答】:KMLフォーマットの<TimeSpan>タグは、地理的なオブジェクト(地点、線、ポリゴン)の時間的な性質を表現するために使用されます。このタグは、開始時間と終了時間を指定して時間範囲を定義し、その地理的オブジェクトがその時間範囲内に存在することを示します。
具体的には、<TimeSpan>タグは、以下のように使用されます。
<Placemark>
<name>My Placemark</name>
<TimeSpan>
<begin>2008-07-31T23:59:00Z</begin>
<end>2008-08-01T00:01:00Z</end>
</TimeSpan>
<Point>
<coordinates>-122.205913,37.441463,0</coordinates>
</Point>
</Placemark>
この例では、地点(<Point>)の位置情報に加えて、時間情報を表現する<TimeSpan>タグが追加されています。<begin>タグと<end>タグによって、この地点が2008年7月31日23時59分から2008年8月1日0時1分まで存在していることが示されています。
このように<TimeSpan>タグを使用することで、KMLファイル内の地理的なオブジェクトが時間的な性質を持つことが明確になります。この情報をGoogle Earthなどの対応するアプリケーションで表示することで、地理的オブジェクトの時間的変化を視覚的に理解することができます。
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【質問】:このソースコードの中で<point>タグを多数列挙した場合、googleEarth上のスライダー操作によって位置マーカーが移動するのですか?
【回答】:KMLフォーマットにおいて、複数の<Point>タグを使用して複数の地点を定義することは可能ですが、その場合、Google Earth上でスライダー操作によって位置マーカーを移動させることはできません。スライダー操作によって位置マーカーを移動させるためには、<gx:Track>要素を使用する必要があります。
<gx:Track>要素は、一連の地点を定義し、時間的な変化を表現するための要素です。<gx:Track>要素内には、<when>要素と<gx:coord>要素を交互に配置することで、各地点が登場した時刻とその座標を定義します。このように定義された<gx:Track>要素を、Google Earth上で表示すると、スライダー操作によって位置マーカーを移動させることができます。
以下は、<gx:Track>要素を使用した例です。
<Placemark>
<name>My Track</name>
<gx:Track>
<when>2018-01-01T00:00:00Z</when>
<gx:coord>-122.0822035425683 37.42228990140251 0</gx:coord>
<when>2018-01-01T00:01:00Z</when>
<gx:coord>-122.0822478314894 37.42229905464461 0</gx:coord>
<when>2018-01-01T00:02:00Z</when>
<gx:coord>-122.0822921133493 37.42230936922944 0</gx:coord>
...
</gx:Track>
</Placemark>
この例では、<gx:Track>要素が使用され、一連の地点が定義されています。各地点は、<when>要素で登場する時間と、<gx:coord>要素で表現される地点の座標で定義されています。このように定義された<gx:Track>要素は、Google Earth上で表示すると、スライダー操作によって位置マーカーを移動させることができます。