ソーラーパネル固定について考えてみた
日中(走行)充電が目的なので宿泊地でパネル展開など意味が無い。
なので、折りたたみ型は使えない。
ネットで調べると「パネル穴にネオジム磁石を付けて固定」という記事が多い。
自分もネオジムセットを購入したが、補助的にワイヤーなどを使って固定している人も多いようだ。
ネオジムの吸着力は垂直は35kgぐらいあるが横向きは半分程度
風が下から吹き込んで一カ所が浮くと残りは風圧でぶっ飛びそうだが実際のところどうなん?と少し不安に思っていた。
で、あるYoutube動画のコメントに「時速80kmで高速を走行中に下り坂で強風に会った際、全部がぶっ飛んだ」というのがあった。
ヲイヲイやっぱりなあ・・・・
天井傷対策で薄いシートでも貼っていれば磁力は更に弱まる。
しっかり対策するには、全面的にコーキングまでやっている例がある。
(コーキングは内側に雨が溜まって塗装に悪影響が出るからかな?)
いくら磁石吸着シートや隙間テープを挟んでいても、浮き上がったらオワリ、というのは想像に難くない。
飛ばした場合は、後続車の事故、パネル回収不能、ケーブル断裂・・・ orz
じゃあ、ワイヤーを使うとしてどこへ固定するのか?
・2列目ドアの上部パッキン隙からワイヤーを出すとまず間違いなく雨漏り
・ドアガイド溝の中にはワイヤーを固定できそうなボルトなどは無かった。
・確実に固定できるのは、ルーフ溝のモール下にあるハズの純正キャリア固定用のボルト。
ミンカラに設定の記事があった。
だがゴムモールを剥がさないとボルトは出てこない。剥がした後の処理も判らない。
・安全策はサードパーティー製のルーフキャリアを取り付け、その脚にワイヤーを結ぶ。
それでも、確実に固定可能なのはパネル前側の2箇所で、パネル後部は後部ハッチのヒンジが使えるかどうか。
完璧な解決法(1)
一番確実なのは、天井に両面テープと「ブチルテープ」なる屋根用の補修テープで貼ってしまうこと。
じゃが、簡単には剥がせなくなる。
剥離剤もあるようだが、テープの粘着材がボロだと剥がれない可能性がある。ちゃんとしたメーカーのセット品を選択しないとまずい。
剥がす際に曲げすぎてパネルを損傷する可能性が非常に高い。
テキトーに貼ると隙間から雨水が入り込んで問題が生じそうだ・・・
パネルが擦れて天井が錆びる可能性もある。
完璧な解決法(2)
ルーフ溝のモール下にあるハズの純正キャリア固定用のボルトを4カ所むき出す。
ここへワイヤーでパネル固定し補助的に磁石等で固定
当然純正ルーフキャリアは使用不可能になる:無問題
ただし、社外品キャリアを付けその上へ荷を乗せると発電できなくなる。
軟弱な解決法
・高速道でも使用する場合
ルーフキャリアを購入し、天板へU字金具で固定する。(キャリアとフレキシブルのメリットが半減)
・一般道だけで使用する場合
高速道走行時はパネルを外す。
高速降りたら装着する(3段の脚立が必要。ルーフキャリアの出し入れには常備品になるのか?)
磁石をメインに固定(ワイヤー・紐はあくまで飛散防止目的)
ルーフキャリアを購入し、磁石+前側だけワイヤーで止める
ケーブルの引き込みや固定は、天井溝モールに沿い固定用のΩ型部品を品質の良い両面テープで伸ばす。
どうするか、どこまでやるか・・・
整理してみると、早期にルーフキャリア導入検討することが必要になる感じ。(どうせ要るだろうから)
高速走行時には風の吹き込みを防止する養生テープを一時的に貼るというのもありかな。(熱くなるので大丈夫か?)