めっきり取り扱い台数の減ったモペッド・・・その中でもチャオはグ～ンと下がってます。私自身はチャオは好きなバイクなのですが・・・本来の使い道から度外れた使い方だったりとか・・・様々でしょうがね。少なくとも普通の国産原付のライバルでは無い！ハードユーザーには向かないと思いますよ・・・それが扱い減った理由かな？
前に進まないという事ですが・・・二年半前の納車以来、動かしてない時期もあったようですが一度も見てないベルトは細く！なってました。
ベルトを交換しますが、交換だけならクラッチアッセン外さなくても上下の隙間から押し込んで入ります・・・ベルトに傷が付くとかいう方は外せば？軽く押し込んでクラッチアッセンを手で回せば良いのですがね。
ベルトのメーカーやらで張りにくいモノもあるけど別に特殊な事はなく、ただエンジンマウントを後ろに下げて張るだけ・・・それでも張りが強いのもありますが・・・
ベルトを交換した時点で始動したのですが・・・まったくアイドリングしない・・・放置期間でキャブが？なので開けます。
アイドリング不良に関係してるのは見えにくいですけど針差し込んでる小さな穴です。ここを清掃。
もう一個の依頼はメーター不動。チャオもトモスもメーターケーブル切れは宿命ですね・・・ただチャオはP-Ⅱになってから、トモスは後期型になってからずいぶん改善されてますけど。この車両はドライブギヤの差込がボロボロ・・・何故？なにかに引っ掛けたのかな？
このドライブギヤはチャオ用ですので似たようなトモスのを入れてもスピード合いません。
ここまでの時点でケーブルがドライブ側で切れてるいつものパターンでした。なのでケーブル交換。ところが・・・
一旦ケーブル接続したら末端を指で回して動作確認・・・だけど動かないってより動かせないい固さ。メーター側が固着してました・・・注油して差込を回して回復。結局メーター不動原因はメーター固着してるからケーブルが回らずに下のドライブ側で捻じ切れたってのが正解でした。
全ての作業終わって試運転したのが一番上の写真です。で、始動時のクラッチスタートがイマイチなので結局開けてシューを点検・清掃しました。今回はただの入庫修理なので過去記事との関係から簡略化してますので、チャオの点検・整備ポイントカテゴリ等の過去記事にもう少し詳しくやってますので参考までに。