Vespa Garage MIKURIYA'S BLOG

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Vespa GL のオイルシールはボロボロだった・・・

2014-05-23 | 旧車(その他)

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まずはフラマグのキーを除去しなければ・・・最悪リューターかなんかで削ればいいのでその前にオートポンチを使う。

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同化してしまってるキーの端にカツンと打ち込んでいく・・・すると反対側が浮いてきた。

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無事取れました。クランク側にも問題なく安心。

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ケースを分割するためにヒートガンで暖める。当たり前だけど一カ所だけをやってるわけではないよ。

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分割する前は80℃を目安にしてました。軽く外れます。まあ分割時はオイルシールは再使用しないからかなり暖めても大丈夫ですけどね。

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フラマグ側のオイルシールは分割前は大丈夫だと思っていましたが結構傷んでました。

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クラッチサイドも暖めてベアリングがついた状態で取り出せます。それなりの力で押し出しはしますが。叩き出す必要はありません。旧ベスパのうちクランク→ベアリング→オイルシールって並んでるタイプはこうするのです。

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オイルシールは想像以上に傷んでました。内部で分離。これじゃ吸い込むばかりですね。

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在庫のシールと同寸法なので大丈夫でしょう。先日試そうとして結局しなかった方法ってのはクラスタを外してクラッチサイドベアリング・クランクはそのままでオイルシールのみ交換って考えてたけどやはり通常作業でしました。

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ちなみに18年経過してるスパイダーはこんなもんですよ。ギヤ抜けなんか当然ないですけどね。