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クラッチワイヤー交換だけからドツボにはまる・・・?

2016-01-16 | 日記/2016

今週もほとんど仕事できてませんね・・・ダットラは無事車検も通って店へ。午前中は痛みの原因さぐる検査で病院いたので三時から開ける始末・・・そんなだから店もあけずにボンヤリしてたら来客が・・・ワイヤー切れそうだから交換してほしいって話なんですけど一応行きつけの店に行かれたら?って当店の方針を話ししたらほぼ旅人のような設定なのでね・・・まず見るかって見たらGS160でたしかにクラッチ握ったら解れてるのが確認出来るのでね、改造車でも無いから落とし穴もないだろうから交換くらいはしないとねって事です。旧車にはワイヤーの善し悪し相性あるのでどうするか?なんですけど今まではこの太鼓一体タイプで長い期間持ったという申告なので同じタイプを選ぶ。交換前から旧車にしてはかなりクラッチが歯ごたえあって強化かな?ってくらいのレベルなんだけど以前OHしてるって申告なのでかなりリフレッシュされてるのかなって事で納得することに。その他少しありましたが地元に帰って行きつけの店に相談するのがベストではって事ですね。で、さようなら~だったんですけどね。

ライトが点灯してないって話になってね・・・その前にハイロースイッチは割れてて箸かなんかで動かしてるとかね・・・で、色々探ってみたらね・・・このソケットのバルブに接触する箇所が折れかかってて接触したりしなかったり・・・最初バルブ押し込んだりしたら点灯するからいつものケツの接触不良かと思って回り道したけどやけに端子やソケットが焼けてるなと思って磨こうとしたらポロリ・・・あまり今までは無いパターンだったな。このタイプのソケットがたまたま中古品バケツの中にあったので交換して終了・・・まあ一期一会みたいなもんだからサービス扱いで・・・ところが!

この時点で家から具合の悪いのが二名いるから早く帰宅してくれと連絡あったのでさて帰るかなって思ったらさっきのお客さんがUターン・・・ライトが点灯しないと・・・って事はスイッチでしょうねって事で開けて確認するとチリチリ火花。さっき確認すれば良かったとは思うけどオリジナルエンジンの旧車だからね・・・しかも細部を見ると中々珍しい仕様でね、私は初めてみましたがオリジナルエンジンのマークⅠには違いない。で、この仕様がどういう仕様か判定してとか考えたら一度きりの来店のお客のベスパにたいしてリスクがあるかもなんでね・・・本人申告ではポジのポジションは使うなと言われてるって事だからまあ仮に一般的なビンテージタイプと交換しても本人の使い方から問題ないのかなって事で交換しました。

まあこいつもその辺にゴロゴロしてるからオマケだなと・・・さすがにポジがあるタイプは転がってないけどね。自宅倉庫に帰らないとね。で、ここまで予定よりオーバーしながらお客様見送って私は自宅へ帰る準備を・・・ってたらまたまたUターン?今度は最初のクラッチワイヤーがゆるんだみたいって話。まあ確かに遊びが出てる。お客様はハンダが取れた感じって申告なんだけど私がワイヤー末端の解れ防止にハンダで固めてるって説明したのが逆に良くなかったのかもね、当然ワイヤーは元からのクランプ金具で固定はしています。普通ならこんなもんだけど元々かなりカチカチだったからね。エンジン側のアウター受けは確認してるからハンドル側で収まりが悪かったのか?で、やり直すのだけど一刻も早く仕上げて家に帰らねばって思いと目が疲れてきて何度か調整してもお客様の納得できるレベルに中々到達できない・・・アジャスターはGSの場合逆にやりにくい場所にあってマフラーにレンチが・・・だからそれように工具持ってるはずだが見つからない・・・とかどんどんドツボにはまってまあなんとか納得していただける調整になりました。しかしもうこの場所で店ってどうなんだろ?家から15Km離れて急いでも30分はかかるしでね、平尾の時みたいに家と店が一緒なのがやはり楽ですね・・・壁の補修とかもあるしで考える時期なんですかね。