子供の頃、風邪をひいて熱を出すとペタペタとこめかみやおデコに梅干しを貼られた記憶があります。
冷たくグニャッとして子供心には嫌なのですが、起きると梅干しはパリパリになってはがれ落ちていきました。
高熱を取り、頭痛を抑える解毒作用があるからですね、昔人の知恵民間療法です。
頭痛がする時、こめかみに貼るのは丁度血行の流れを良くするツボがあるからで、とても理にかなっています。
毎年趣向を凝らして梅干しを作り3年以上寝かせてから食しますが、同じ味にはなりません、そこも手造りの愛しさです。
塩分をしっかり効かせた長期熟成できる梅干しは味噌と同じで効能が高くなると言われています。
疲れた時やデトックスしたい時は、梅しょう番茶(湯飲みに梅干し1個、醤油少々、熱い番茶を注いだもの)をいただくと、胃腸の調子も整え元気になりますよ。
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